# Work Regulations Check

> 日本の就業規則（Word/PDF/テキスト）を労働基準法などの法令に照らして点検し、必須記載事項の漏れ・違法やリスクのある条項・法改正への未対応・形式面の不整合を指摘レポートにまとめる。就業規則・給与規程・育児介護休業規程・退職金規程・パート社員就業規則などの社内規程をレビュー／チェック／リーガルチェック／法改正対応の確認してほしいと言われたとき、規程ファイルを渡して「問題ないか見て」「おかしいところある?」と聞かれたとき、規程の改定案を作るとき、労基署の是正勧告や監査に備えるときは必ずこのスキルを使うこと。ユーザーが「就業規則」「社内規程」「36協定」「労基法」「働き方改革」などに触れていれば、明示的に「チェックして」と言われていなくても使う。

- Skill: `ebi-lock/work-regulations-check` (Agent Skill, multi-file: 13 files)
- Install (CLI): `npx skillmds@latest add ebi-lock/work-regulations-check`
- Raw SKILL.md: https://api.skillmd.com/api/skills/ebi-lock/work-regulations-check/raw
- Safety review: pending
- Works with: Claude Code, Claude.ai, OpenAI Codex
- Category: Docs & Writing
- Author: Ebi-lock (https://skillmd.com/u/ebi-lock)
- Updated: 2026-09-22
- Page: https://skillmd.com/skills/ebi-lock/work-regulations-check

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# 就業規則チェック

日本の就業規則・関連規程を、労働基準法をはじめとする労働関係法令に照らして点検する。

**このファイル中の `scripts/…` と `references/…` は、すべてこのスキルのディレクトリからの相対パス。**
スキル読み込み時に示されるベースディレクトリを基点に実行すること
（例: `python3 <ベースディレクトリ>/scripts/extract_text.py …`）。
作業ディレクトリはユーザーのプロジェクトであってスキルの置き場所ではないので、
相対パスのまま実行すると「ファイルが見つかりません」になる。

## このスキルの位置づけ

出力は **社労士・弁護士に相談する前の一次スクリーニング** であり、法的助言ではない。
これはレポートの品質を下げる言い訳ではなく、書き方を決める前提である。読み手（多くは人事担当者）が
専門家に持ち込んだときにそのまま議論の材料になるよう、**必ず「該当条文の引用」と「根拠法令の条番号」をセットで示す**。
根拠を示せない指摘は、指摘しないほうがよい。

判断に迷ったら、断定せずに「要確認」として理由と確認先を書く。人事の実務では、
誤った断定（本当は適法な規定を「違法」と書く）のほうが、見落としよりも高くつくことがある。

## 全体の流れ

1. テキストを抽出する
2. 条文のインデックスを作る
3. 4つの観点でチェックする
4. 根拠を原典から引く
5. レポートを書く

**根拠は記憶で書かない。** 条番号・割増率・日数・人数要件は、記憶で書くとずれる。
原典は次の順で当たる。

```
厚労省の改正情報 → e-Gov で現行法を確認 → 施行日を確認 → 就業規則への影響を判定
```

| 何を | どこから | 使うもの |
|---|---|---|
| 何がいつから変わるか | 厚労省 国会提出法案の概要 | `scripts/mhlw_bills.py` |
| 条文の原文 | e-Gov法令検索 | `scripts/fetch_law.py` |
| 施行日・未施行の有無 | e-Gov法令検索 | `scripts/fetch_law.py --status` / `--asof` |
| 修正案の条文 | 厚労省 モデル就業規則 | `scripts/model_rules.py` |

詳しくは `references/amendments.md`（法改正の流れ）と `references/sources.md`（引用の作法）。

---

## 1. テキストを抽出する

```bash
python3 scripts/extract_text.py <ファイルパス> -o /tmp/rules.txt
```

対応形式と挙動:

| 形式 | 方法 |
|---|---|
| `.docx` | python-docx。本文＋表＋ヘッダーフッターを抽出する |
| `.doc` / `.rtf` / `.odt` | macOS の `textutil` |
| `.txt` / `.md` | そのまま |
| `.pdf` | `pypdf` があれば使う。無ければスクリプトがその旨を出力するので、**Read ツールでPDFを直接読む**（`pages` 引数で20ページずつ） |

PDF を Read ツールで読む場合は、条文の抜けが命取りになるので **全ページを通しで読む**。
「重要そうなところだけ」拾うと、必須記載事項の漏れを見逃す。

抽出後、冒頭・末尾・途中を目視して、文字化けや段組みの崩れで条文が壊れていないか確認する。
壊れていたら、その旨をユーザーに伝えて元ファイルの提供方法を相談する（崩れたテキストへの指摘は無意味なので、
ここで止まる判断は正しい）。

## 2. 条文のインデックスを作る

```bash
python3 scripts/check_structure.py /tmp/rules.txt
```

このスクリプトは機械的に判定できるものだけを扱う。出力は形式チェックの結果であると同時に、
**この規程に何条まであり、どの章に何が入っているか** の地図になる。以降のチェックで
「○○に関する定めが見当たらない」と書く前に、必ずこの地図で探し直すこと。

検出するもの:
- 条番号の飛び・重複・逆順（漢数字・算用数字の両方に対応）
- 内部参照の参照先が存在しないもの
- **存在しない項への参照**（「第67条第3項」だが第67条は第2項までしかない、など）
- **内部参照の解決先の一覧** ― 参照元の文と、参照先の条見出しを並べて出す
- 外部法令への参照（「労働安全衛生法第66条の8」など）。内部参照とは区別して出る
- 別規程・別表への参照（「○○規程の定めによる」）の一覧 ― 添付されていない規程は指摘対象
- 用語のゆれ（従業員／社員／労働者 など）

### 参照の解決先は必ず目で読むこと

**条番号は合っているが中身が違う参照は、機械では判定できない。**
「第51条に基づき割増賃金を支払う」と書いてあり第51条が実在していても、その第51条が
「社員紹介奨励手当」なら誤りだが、存在チェックは通ってしまう。

この種の誤りは規程の改定を重ねた規程で頻繁に起きる（条を挿入したときに参照側を直し忘れる）。
スクリプトは参照元と参照先の見出しを並べて出すので、**そこを読んで文意が噛み合うか確かめる。**
件数が多ければ `--refs` で全件出す。

```bash
python3 <ベース>/scripts/check_structure.py /tmp/rules.txt --refs
```

スクリプトは網羅的ではない。出力を読んだうえで、目視でも見出しと本文のずれ、
条見出しと中身の不一致、削除条文の残骸（「第○条 削除」の扱い）を確認する。

## 3. 5段階でチェックする

段階が進むほど、条文の外を見る必要が出てくる。①②③は規程だけで判定できるが、
**④⑤は他の書面や運用実態を見ないと判定できない。** 手元に無いものは断定せず要確認に回す。

```
① 構造チェック      必要な章・条文が存在するか
        ↓
② 法令チェック      現行法に違反・不足していないか
        ↓
③ 法改正チェック    施行済み・施行予定の改正に対応しているか
        ↓
④ 規程整合性        別規程・労働協約・個別契約と矛盾していないか
        ↓
⑤ 運用チェック      実際の制度・労働条件通知書・労使協定と一致しているか
```

| 段階 | 参照ファイル |
|---|---|
| ① 構造 | `references/required-items.md`（必要記載事項）＋ `check_structure.py` の出力 |
| ② 法令 | `references/risk-clauses.md` |
| ③ 法改正 | `references/amendments.md`（4ステップの流れ） |
| ④ 規程整合性 | `references/consistency.md` |
| ⑤ 運用 | `references/consistency.md` |
| 根拠の引き方 | `references/sources.md` |

**チェックを始める前に、①〜③の参照ファイルを読むこと。**
記憶だけで条文番号や割増率を書くと数字を間違える。

### ④⑤を飛ばさない

条文だけを見て①②③で終わらせると、**最も多い構造的な不備を見落とす。**
典型は、本則が「賃金は別に定める賃金規程による」と委任しているのに賃金規程が無いケース。
条文上は何も間違っていないが、賃金に関する定めが存在しないので89条2号違反になる。

同じく、適用範囲を「正社員」に限定していてパート就業規則が無ければ、
その層に適用される就業規則が存在しないことになる。これも条文の中には現れない。

④⑤は**ユーザーに聞けば分かることが多い。** 「賃金規程はありますか」「36協定は
届け出ていますか」と尋ねる。聞かずに要確認へ丸投げすると、レポートが確認事項だらけになる。

法改正の確認は、`references/amendments.md` に書いた次の順で行う。**順番に意味がある。**

```
厚労省の改正情報          何が、なぜ変わるのか。改正の全体像と施行期日の考え方
        ↓                 scripts/mhlw_bills.py --summary <国会回次>
e-Gov で現行法を確認      条文が実際にどう書かれているか。引用できる原文
        ↓                 scripts/fetch_law.py <法令> <条番号>
施行日を確認              いま効いているのか、これから効くのか
        ↓                 scripts/fetch_law.py <法令> --status / --asof
就業規則への影響を判定    その規程のどの条を、どう直す必要があるのか
```

e-Gov から始めると「いまの条文」しか分からず、何が新しいのかも、なぜ入ったのかも見えない。
厚労省の資料だけで書くと、条文の原文が手に入らず引用が不正確になる。両方を、この順で使う。

`references/amendments.md` には基準日時点の改正一覧も載せてあるが、**表を信じきらないこと。**
基準日より後にチェックするなら `python3 scripts/mhlw_bills.py --recent 3` で
直近の国会提出法案を拾い、表に無い改正が出ていないか確認してから始める。

### チェックするときの姿勢

- **事業所の規模・業種で結論が変わる項目がある。** 常時10人以上か、中小企業かどうかで
  義務の有無が変わるものは、前提が不明なら両方のケースを書くか、ユーザーに聞く。
- **「書いていない」ことの意味を区別する。** 絶対的必要記載事項の欠落は法違反。
  相対的必要記載事項は「制度があるのに書いていない」場合のみ問題で、制度自体が無ければ問題ない。
  後者を一律に「漏れ」と書くと、レポートが指摘だらけになって本当に危ない箇所が埋もれる。
- **数を絞る。** 30件の指摘より、重大な5件と軽微なものの一覧のほうが実務では動かしやすい。

## 4. 根拠を原典から引く

指摘の一覧ができたら、**書こうとしている根拠をひととおり原典で確認する。**
条番号・割増率・日数・人数要件は、記憶で書くとかなりの確率でずれる。

### 法改正に関する指摘

`references/amendments.md` の4ステップに従う。起点は厚労省。

```bash
python3 scripts/mhlw_bills.py --recent 3          # 直近の国会提出法案
python3 scripts/mhlw_bills.py --summary 217       # 概要PDF（改正内容と施行期日）
python3 scripts/fetch_law.py 労施法 33            # 条文の原文
python3 scripts/fetch_law.py 労施法 --status      # 施行日と未施行の改正
python3 scripts/fetch_law.py 労施法 33 --asof 2026-10-01   # 未施行の改正を先読み
```

概要には「義務付け」「努力義務」「責務」の区別と施行期日が書かれている。
ここを読み違えると、努力義務を「違反」と書くことになる。

施行済みか未施行かで指摘の書き方を変える。施行済みで対応が無ければ要是正、
未施行なら要検討として「○年○月○日から義務化されるため次回改定で織り込む必要がある」と書く。
**未施行のものを「違反」と書かない。**

### 現行法に関する指摘

```bash
python3 scripts/fetch_law.py 労基法 89 91 37      # 条文を取得
python3 scripts/fetch_law.py 育介法 --grep 看護   # どの条にあるか分からないとき
python3 scripts/fetch_law.py --list               # 引ける法令の一覧
```

出力の先頭に現在の版の施行日が出る。古い条文を引いていないか確認する。

### 修正案

自分で条文をひねり出すより、厚労省の規程例に合わせる。

```bash
python3 scripts/model_rules.py --grep 年次有給休暇      # 規程例（両方から検索）
python3 scripts/model_rules.py --grep 出生時育児休業     # 育介法まわりは ikuji が当たる
python3 scripts/model_rules.py --grep 懲戒 --explain    # 規程例＋厚労省の解説
python3 scripts/model_rules.py --toc                    # 目次
```

引ける規程例は2つある。

| 名前 | 内容 |
|---|---|
| `model` モデル就業規則 | 就業規則の本体 |
| `ikuji` 育児・介護休業等に関する規則の規定例 | **育介法まわり** |

**産後パパ育休・子の看護等休暇・柔軟な働き方の措置などはモデル就業規則に入っていない。**
育介法は改正が最も激しく指摘が集中する領域なので、育児・介護関係の条文案を書くときは
必ず `ikuji` 側を引く。ケース①②③のように選択肢が並んでいるので、
事業場の事情に合うものを選んで提示する。

厚労省の文言なら労基署への説明が通りやすく、担当者が社内で承認を取るときにも使いやすい。
ただし **モデル就業規則と違うこと自体は指摘の理由にならない**。指摘するのは、
法令に反しているか、法令が求める記載が無い場合だけ。

### 通達（解釈）

条文だけでは運用が決まらないことが多い。行政がどう解釈しているかは通達に出る。
`labor-law` MCP が使えるなら、そこから引く。

```
mcp__labor-law__search_mhlw_tsutatsu   厚労省法令等DBを通達検索（キーワードは2語まで）
mcp__labor-law__get_mhlw_tsutatsu      本文を取得（data_id を渡す）
mcp__labor-law__search_jaish_tsutatsu  安全衛生関係の通達（JAISH）
mcp__labor-law__get_law                条文取得。45法令のプリセット
```

MCP が無ければ `scripts/fetch_law.py` で条文だけ引き、通達を根拠にしたい指摘は
「要確認」に回す。告示・指針・判例も e-Gov にないので、WebSearch で出典を確認できなければ同じ扱い。
詳しくは `references/sources.md`。

## 5. レポートを書く

この構成で出力する。ファイルに保存するかどうかはユーザーに合わせるが、
長くなるので原則 `<元ファイル名>_チェック結果.md` として保存し、要点だけチャットで伝える。

```markdown
# 就業規則チェック結果

**対象**: <ファイル名>（<全○条 / ○章>、<最終改定日が読み取れれば記載>）
**チェック日**: <日付>
**前提**: <常時使用する労働者数・業種など、判断の前提にした情報。不明なら「不明」と書く>

## サマリー

| 重要度 | 件数 | 概要 |
|---|---|---|
| 要是正 | n | 法令違反の疑いがあり、放置すると無効・是正勧告のリスク |
| 要検討 | n | 直ちに違法ではないが、紛争時に不利になりうる |
| 要確認 | n | 前提情報が足りず判断できない |

最優先で対応すべき3点:
1. ...

## 要是正

### 1. <見出し>

**該当箇所**: 第○条（<条見出し>）
> <規程の原文を引用>

**問題**: <何が法令のどの要求に反するか>
**改正の内容**: <法改正がらみの場合のみ。厚労省の概要資料から、何がいつ義務化されたか>
**根拠**: 労働基準法第○条（○年○月○日施行の版で確認。e-Gov法令検索）
> <fetch_law.py の出力をそのまま引用。要約すると意味が変わるので貼り付ける>
**修正案**: <モデル就業規則の該当条に準拠する場合はその旨>
> <そのまま差し替えられる条文案>

（以下同じ形式で繰り返す）

## 要検討

（同じ形式）

## 他の規程・書面との関係

| 対象 | 状態 | 指摘 |
|---|---|---|
| 賃金規程 | 未確認／あり／無し | |
| 育児・介護休業規程 | | |
| パート・有期雇用規程 | | |
| 36協定・各種労使協定 | | |
| 労働条件通知書 | | |

## 要確認

| 項目 | 確認したいこと | 確認先 |
|---|---|---|

## 形式面の指摘

| 箇所 | 内容 |
|---|---|

## チェックした範囲

- 参照した改正情報: 厚生労働省 国会提出法案（第○回国会の概要資料）
- 参照した法令: e-Gov法令検索（<取得日>時点）。各条文の施行日は本文に記載
- 参照した規程例: 厚生労働省「モデル就業規則」<版>
- **見ていないもの**: <別規程、労働協約、36協定・労使協定、労働条件通知書、賃金台帳、
  勤怠記録、意見書、届出の控え、実際の運用>

## 次にやること

1. <最優先の是正>
2. 社会保険労務士または弁護士の確認を受ける
3. 改定するなら、意見聴取（労基法90条）→ 届出（同89条）→ 周知（同106条）
   - **不利益変更に当たる項目**: <あれば列挙。無ければ「なし」>
4. 今後は年1回、法改正の施行状況を確認する
- 今回見ていないもの: <賃金規程など別規程、36協定、労使協定、運用実態>

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本レポートは法令との突き合わせによる一次確認であり、法的助言ではありません。
実際の改定にあたっては社会保険労務士・弁護士の確認を受けてください。
```

### 修正案の書き方

修正案は「〜を追加してください」ではなく、**そのまま貼れる条文**で書く。
人事担当者が次にやる作業は条文の差し替えなので、日本語の条文体（「〜するものとする」「〜しなければならない」）で、
周囲の条文の文体・用語に合わせて書く。既存規程が「従業員」を使っているなら、修正案でも「従業員」を使う。

### 別規程への委任がある場合

「賃金については賃金規程の定めによる」のように委任されている項目は、**委任先が無ければそれ自体が指摘対象**
（絶対的必要記載事項は、就業規則本体か別規程のどちらかに必ず必要）。
委任先が手元に無い場合は、「漏れ」と断定せず「賃金規程の確認が必要」として要確認に入れる。

