# Argument Gap Edit

> 書籍原稿で、無理筋な議論、段落間に埋めがたいギャップ、理論や引用の見せびらかし、段落単位の割り込みを検出し、論理単位ごとに再配置・削除・橋渡しする編集を行う。第5章後半のように「前半で得た編集方針を別箇所へ適用する」「議論の筋を点検して直す」ときに使用する。

- Skill: `krkrkrr/argument-gap-edit` (Agent Skill, multi-file: 3 files)
- Install (CLI): `npx skillmds@latest add krkrkrr/argument-gap-edit`
- Raw SKILL.md: https://api.skillmd.com/api/skills/krkrkrr/argument-gap-edit/raw
- Safety review: pending
- Works with: Claude Code, Claude.ai, OpenAI Codex
- Category: Coding & Dev Tools
- License: Unlicense
- Author: krkrkrr (https://skillmd.com/u/krkrkrr)
- Updated: 2026-09-17
- Page: https://skillmd.com/skills/krkrkrr/argument-gap-edit

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# Argument Gap Edit

このスキルは、文章を「より自然」にするためではなく、論証の筋が本当に通っているかを点検して直すために使う。
差分の局所修正ではなく、段落が前後の論理に対して果たす役割を見る。

## 併用する規範

作業前に `../japanese-tech-writing/SKILL.md` を読む。
特に「段落と論証の構成」「論証の厳密さ」「冗長の排除」に従う。

## 検出する問題

- **話題の飛び込み**：前段落で導入していない語・問い・抽象語を、次段落の冒頭で主語にする。
- **言い換えによる逃げ**：本文の中心語を、似た別語にすり替えて接続を作ったように見せる。
  例：「見抜く」を「見分ける」に逃がす。
- **理論の見せびらかし**：引用・定式化・数学用語を出しているが、その後の判断や次段落の主張を変えていない。
- **証拠の型違い**：支えたい主張と、持ち出した例・研究・概念が別の問いに答えている。
- **A-B-A の割り込み**：同じ対象について述べている途中に別の話を挟み、その後で元の対象へ戻る。
- **術語の先出し**：本文の具体的な関係を説明する前に、術語を立てて理解したことにする。
- **コラムの空転**：コラムが本文の作業判断を前に進めず、知識紹介だけで終わっている。

## 点検手順

1. 対象範囲を段落単位に分ける。
2. 各段落について、次の三つを一文で書き出す。
   - 前段落から何を受けているか
   - その段落が本文で果たす役割
   - 次段落へ何を渡しているか
3. この三つのどれかが書けない段落を、ギャップ候補にする。
4. ギャップ候補について、上の「検出する問題」のどれに当たるかを判定する。
5. 修正は、段落の中身だけでなく、段落の順序・削除・コラム化・本文への戻しを含めて考える。

## 修正方針

- 段落冒頭は、前段落の語・問い・未解決事項を受ける。
- 新しい理論や引用は、それが次の主張を変える場合だけ残す。
- 具体例で言えることは、まず具体的な関係として書く。術語は後から置く。
- 同じ対象について述べる文は連続させる。別の根拠や研究は、その対象の説明が閉じたあとに置く。
- コラムは、読者が次に何を判断できるようになるかを書けないなら削るか、作業上の問いに変える。
- 修正後、段落ごとに「受けるもの」「果たす役割」「渡すもの」を再確認する。
