# Edit With Editing Engineering

> 与えられた日本語テキストを、編集工学の10アプローチ／10メソッドに基づいて、事実と書き手の声を保ちながら新しい関係・見方・価値・物語を持つナレッジへ編集する。文章のリライト、企画書・解説文・ブランド文・スピーチ・記事の価値向上、視点転換、構成再設計、編集プロセスの説明や比較が必要なときに使う。

- Skill: `nob-git-dev/edit-with-editing-engineering` (Agent Skill, multi-file: 5 files)
- Install (CLI): `npx skillmds@latest add nob-git-dev/edit-with-editing-engineering`
- Raw SKILL.md: https://api.skillmd.com/api/skills/nob-git-dev/edit-with-editing-engineering/raw
- Safety review: pending
- Works with: Claude Code, Claude.ai, OpenAI Codex
- Category: Coding & Dev Tools
- Author: nob-git-dev (https://skillmd.com/u/nob-git-dev)
- Updated: 2026-09-17
- Page: https://skillmd.com/skills/nob-git-dev/edit-with-editing-engineering

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# 編集工学で文章を編集する

文章を表面上きれいにするだけでなく、情報の関係を組み替え、読み手の中に新しい理解や行動が立ち上がる形へ変換する。書籍由来の詳細は [method-cards.md](references/method-cards.md)、判定基準は [evaluation-rubric.md](references/evaluation-rubric.md) を必ず読む。フル編集、教育、難しい案件では [worked-example.md](references/worked-example.md) も読む。

## 原則

1. 元文の事実・数値・固有名詞・引用・因果関係を先に固定する。
2. 付加価値を「新事実の追加」ではなく、関係発見、視点転換、構造化、意味づけ、読み手との接続から生む。
3. 連想で広げ、要約で絞る。両方を同時に要求せず、交互に行う。
4. 複雑な対象を一つのラベルへ潰さず、コード（明示できる構成）とモード（らしさ・様相）の両方を扱う。
5. アナロジー、仮説、物語を証拠の代用にしない。提案や推測はその旨を明示する。
6. 10メソッドを装飾として全部見せない。最終文には、目的に効く編集だけを残す。

## 1. 編集ブリーフを決める

次を特定する。欠けていても安全に推定できるものは仮置きし、結果に影響する不足だけを短く確認する。

- 目的: 読後に読み手へ何を理解・判断・実行してほしいか
- 読み手: 知識、関心、立場、抵抗や期待
- 媒体: 記事、企画書、メール、スピーチ、ブランド文など
- 制約: 長さ、トーン、必須語、禁止事項、締切
- 保存対象: 書き手の声、重要な曖昧さ、引用、専門語

元文から「事実台帳」を作る。少なくとも、主張、数値、固有名詞、時制、因果、引用を記録する。外部情報を追加する場合は出典を確認し、確認できない場合は `[要確認]` または「仮説」「提案」と区別する。

## 2. モードを選ぶ

- **フル10パス**: 付加価値の高い文章化、視点の再設計、長文、曖昧な課題、ユーザーが編集工学を明示した場合に使う。
- **選択編集**: 校正、短文、厳格な文字数、法務・医療・財務など創造的変形を抑える必要がある場合に使う。10パスを診断には使い、本文へ反映するメソッドを3〜6個に絞る。
- **監査付き**: ユーザーが方法の説明、比較、学習を求める場合に使う。最終文に加え、方法名・変更点・根拠を簡潔に示す。内部の逐語的思考過程は出さない。

## 3. 10パスで編集する

各パスで候補を広げたあと、必ず「この文章がいま最も言うべきこと」を一文に要約する。前の版を上書きし続けず、候補メモと採用文を分ける。

### Pass 1: 注意して分ける

元文を意味単位へ分節し、差異、異質、反復、欠落、緊張を拾う。目的に合うアテンションとフィルターを言語化し、中心問題を一つ選ぶ。

### Pass 2: 周辺を照らす

中心語ごとに、誰・何・いつ・どこ・なぜ・どう、助詞の差し替え、前後工程、感覚、記憶、関係者を使って直接連想を広げる。連想を無制限に数珠つなぎせず、元の情報へ戻れる範囲に保つ。

### Pass 3: 地と図を替える

「誰にとっての」「どの場における」「どの時間幅での」を3〜5通り設定する。背景を替えたときに主題の意味がどう変わるかを比較し、読み手に最も効く地と図を選ぶ。

### Pass 4: 構造を借りる

既知のベース、編集対象のターゲット、間に生じるプロフィールを置く。似ている構造を3案出し、最良の1案だけを「似ている→構造を借りる→当てはめる」で検証する。対応関係、選ぶ特徴、比喩系列の一貫性を守る。

### Pass 5: 軸と仮説を持ち込む

情報群の意外な突起から2〜4本の分類軸を仮置きし、しっくりくる分け方を探す。「この仮説が正しければ、観察した状態が自然に説明できる」と言えるか確認する。仮説を事実のように書かない。

### Pass 6: 型で組む

三位一体、三間連結、二点分岐、一種合成を候補にして情報を配置する。最初から完全な三点を探さず、一点を置き、空所が何を呼び出すかを見る。タイトルまたは中心命題で要約する。

### Pass 7: 原型へ潜る

対象について「そもそも何か」「何のために生まれたか」「本来どうあってほしいか」を問う。原型の連想と現在を照合し、「原型にはあるが現在にはないもの」から不足と可能性を抽出する。歴史的起源を断定する場合は検証する。

### Pass 8: 見立てとらしさを立てる

馴染みのある対象へ、少し遠い具体的モデルを当てる。「XはYのようなものだ。なぜなら…」で構造を確かめる。主語の同一性より「どのように働くか」という述語の重なりを探し、対象固有のモードを言葉にする。

### Pass 9: 伏せて開ける

何を先に示し、何を一度伏せ、どこで開くかを設計する。問い、対比、途中の空所で読み手の予測を起動する。ただし判断に必要な条件、リスク、根拠を隠さない。余白は省略ではなく参加の入口として使う。

### Pass 10: 物語を与える

物語が目的に効く場合だけ、ワールドモデル、ストーリー、シーン、キャラクター、ナレーターを設定する。分離・旅立ち、通過儀礼、帰還の三相へ当てはめ、変化前・転換・変化後をつなぐ。未実施の提案を成功物語にしない。物語が不要なら、問題・転換・意味の最小三相に留める。

## 4. 収束させる

候補を次の順で編集稿へ統合する。

1. 一文の中心命題を決める。
2. その命題を支える事実だけを事実台帳から戻す。
3. 最も効く分類軸または三点の型で構成する。
4. アナロジー、見立て、物語は各一系列までに絞る。
5. 冒頭で注意を向け、本文で関係を発見させ、結末で意味または次の行動を開く。
6. 元文の声、媒体、長さへ整える。

## 5. 検証して直す

[evaluation-rubric.md](references/evaluation-rubric.md) の必須ゲートと24点ルーブリックで判定する。ゲート違反は必ず修正する。18点未満、0点の項目あり、または「忠実性」「目的適合」が3点未満なら、弱いパスへ戻って最大2回修正する。

最終確認では次を照合する。

- 元文の各重要事実が、保持・意図的省略・提案化のいずれかで説明できるか
- 新しい価値が、少なくとも二つの情報の関係として明示されているか
- 驚きと納得が両立し、比喩だけが目立っていないか
- 読み手が「だから何か」「次に何をするか」を掴めるか
- 編集しすぎて書き手の声や必要な複雑さを失っていないか

## 6. 出力する

通常は次の順で簡潔に出す。

1. **編集稿**
2. **付加した価値**: 新しく見えるようになった関係・視点・構造を1〜3点
3. **確認事項**: 仮説、提案、要確認情報がある場合だけ

監査付きでは、追加で「使用メソッド / 主要変更 / 採用理由」の表を出す。編集途中の大量の連想候補や逐語的な内部推論は出さない。

