# Plain Japanese

> まとまった日本語の文章を、独自の造語を使わず一般に通じる語で、読みやすくわかりやすく書く・直すための文章規範。日本語のドキュメント、README、記事、報告、提案、議事録、告知、リリースノート、メール、Notion や Slack など外部ツールへ投稿する本文を新規に書くとき、および「わかりやすく書いて」「読みやすくして」「平易な日本語で」「もっと自然な日本語に」「硬い」「回りくどい」「一文が長い」「この文章を推敲して」「日本語を直して」と頼まれたときに使用する。会話中の短い応答、コード、コミットメッセージは対象外。

- Skill: `thinceller/plain-japanese` (Agent Skill, multi-file: 2 files)
- Install (CLI): `npx skillmds@latest add thinceller/plain-japanese`
- Raw SKILL.md: https://api.skillmd.com/api/skills/thinceller/plain-japanese/raw
- Safety review: pending
- Works with: Claude Code, Claude.ai, OpenAI Codex
- Category: Integrations & APIs
- Author: thinceller (https://skillmd.com/u/thinceller)
- Updated: 2026-09-17
- Page: https://skillmd.com/skills/thinceller/plain-japanese

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# 平易で読みやすい日本語

数段落以上のまとまった日本語を書くとき、または直すときの規範。

文体（敬体か常体か）は文書の用途で選び、一つの文書のなかで揃える。この規範は文体を指定しない。

## 1. 語を選ぶ — 造語を作らない

この規範の中心。読み手が辞書を引かずに意味を取れる語だけで書く。

- すでにある一般語で言えることに、独自の呼び名を与えない。
- 漢語を継ぎ足した即席の語を作らない。「〜性」「〜化」「〜感」「〜軸」「〜観点」を安易に足さない。悪い例：「意思決定の粒度感」。良い例：「どこまで細かく決めるか」。
- 二語以上を圧縮した名詞句を作らない。悪い例：「認知負荷最適化」。良い例：「読む人の負担を減らす」。
- カタカナ語を増やさない。日本語で通じるものは日本語で書く。ただし分野で定着している語（API、ログ、デプロイなど）は無理に置き換えない。
- 社内語・業界語を、読者が知っている前提で使わない。使うなら初出で一度、普通の言葉で説明する。
- 比喩を語の代わりにしない。指す内容が一意に決まらない比喩は、普通の動詞で言い直す。悪い例：「体温のある文章」。良い例：「書き手の考えが見える文章」。

新しい概念にどうしても名前が要るときだけ、初出で「何をするものか → 名前」の順に定義してから導入し、以後はその語で通す。名前を付ける前に、既存の語で言えないかを一度疑う。

言い換えの候補は `references/plain-words.md` を参照する。

## 2. 文を作る — 一文を読みやすく

- 一文に一つのことだけ書く。接続で伸びた文（「〜で、〜だが、〜のため」）は切る。
- 主語と述語を近づける。あいだに長い修飾を挟まない。
- 修飾語は、かかる先の直前に置く。長い修飾語を先に、短い修飾語を後に置く。
- 読点は、読み違えが起きる係り受けの切れ目に打つ。息継ぎの位置には打たない。
- 否定を入れ子にしない。悪い例：「〜ないわけではない」。良い例：「〜こともある」。
- 「の」を三つ以上続けない。
- 「これ」「それ」「その」が何を指すかが直前の文から一つに決まることを確かめる。決まらなければ名詞に戻す。
- 受身より能動で書く。誰がしたのかを主語に立てる。
- 一文は50〜60字を目安にし、超えたら切れないか疑う。ただし短さ自体は目的ではない。文を分けて全体の字数が増えるのは正しい結果。

## 3. 文章を組み立てる — 全体をわかりやすく

- 結論を先に書く。前置き、経緯、断りから始めない。
- 一つの段落に一つの話題だけ置く。先頭の文を読めば、その段落が何の話かわかるようにする。
- 見出しは中身を特定する句にする。「背景」「まとめ」のようなラベルにしない。
- 見出しだけを順に読んで話が通るか確かめる。通らないなら、文ではなく構成の問題。
- 箇条書きは、本当に並列な項目を圧縮するときだけ使う。説明と理由づけは地の文で書く。
- 用語と前提は、使う前に置く。読み終えてから補わない。
- 数値、固有名、実例で接地する。一般論しか書けないときは、書き方ではなく材料が足りていない。

## 4. 削る

- 同じ主張を言い換えて繰り返さない。一つの主張は一度だけ書く。
- 予告を書かない。悪い例：「重要なのは〜です」「本記事では〜を解説します」。主張をそのまま書く。
- 中身のない強調語（非常に、極めて、大幅に、根本的な、本質的な）を削る。
- 読者が自力で補える中間の説明を書かない。
- 具体的に書いた直後に、その内容を要約し直さない。

## 5. AI が量産する型を避ける

論点を増やさず「ちゃんと書いている感」だけを足す言い回しは使わない。

- 「〜において」「〜の観点から」「〜という側面から」（新しい情報がない）
- 「深掘りする」「言語化する」「向き合う」「正面から扱う」（何をしたかを示さずに終わる）
- 「多角的」「包括的」「総合的」「不可欠」「鍵となる」
- 「さらに」「また」「加えて」の連打
- 「AではなくBです」の対句、決め台詞だけの独立した段落
- すべての節が同じ型（定義 → 例 → まとめ）で進む構成。節ごとに厚みを変える
- 地の文での全角ダッシュ（—）。挿入は括弧に、言い換えは二文に分ける
- 並列を表す中黒（・）。読点かつなぎ言葉で書く。固有名詞の内部で使うのはよい

## 6. 書き上げたら通す

出力する前に、上から順に確かめて直す。

1. 自分で作った語が残っていないか。残すなら、初出で定義したか
2. 説明のない業界語・カタカナ語がないか
3. 一文が二つ以上のことを言っていないか
4. 見出しだけを読んで話が通るか
5. 同じことを二度言っていないか
6. 削っても意味の変わらない語や文がないか
7. 同じ文型が三つ続いていないか

これらは判断の材料であって、機械的に全部当てる規則ではない。元の文章が持つ自然なムラを、一律の書き換えで潰さない。既存の文章を直すときは、直して良くなる箇所だけを選ぶ。

