# Kicad Schematic Review

> Review and validate KiCad schematics using rendered visual inspection, ERC, XML netlist checks, and project-specific consistency checks when available. Use when asked to inspect, verify, diagnose, or revalidate .kicad_sch wiring, connectivity, placement, labels, junctions, symbols, power flags, or related BOM data; do not treat a review request as authorization to edit files.

- Skill: `ugeugehigh/kicad-schematic-review` (Agent Skill, multi-file: 3 files)
- Install (CLI): `npx skillmds@latest add ugeugehigh/kicad-schematic-review`
- Raw SKILL.md: https://api.skillmd.com/api/skills/ugeugehigh/kicad-schematic-review/raw
- Safety review: pending (external: skill-scanner PASS, skillspector PASS)
- Works with: Claude Code, Claude.ai, OpenAI Codex
- Category: Coding & Dev Tools
- Author: ugeugeHigh (https://skillmd.com/u/ugeugehigh)
- Updated: 2026-09-22
- Page: https://skillmd.com/skills/ugeugehigh/kicad-schematic-review

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# KiCad回路図レビュー

保存済みのKiCad回路図について、画像、ERC、XMLネットリストを組み合わせて検証する。いずれか一方式だけで合格と判断しない。

## 1. 指示と作業境界を確定する

1. リポジトリ内に`AGENTS.md`、`README.md`、設計ガイド、検証手順書がある場合は最初に読む。
2. 「確認」「レビュー」「検証」「説明」ではファイルを変更しない。「修正」「直して」「実行」が明示された場合だけ編集する。
3. Gitリポジトリの場合は、作業前に`git status --short`と`git diff --check`を実行し、既存の未コミット変更を記録する。
4. 対象の`.kicad_sch`、生成元、ローカルシンボルライブラリ、既存ERCレポート、BOMを特定する。
5. `kicad-cli --version`で使用するKiCadのバージョンを記録する。
6. 対象回路図が明示されていない場合は、プロジェクト内の`.kicad_pro`と同名の`.kicad_sch`を優先する。複数候補がある場合は、依頼内容と変更履歴から最も妥当な対象を選び、その選択を報告する。

以降の例では、対象回路図を環境変数へ設定する。

```sh
schematic="path/to/project.kicad_sch"
review_dir="$(mktemp -d)"
```

## 2. 保存済み回路図を検証する

検証出力は原則として一時ディレクトリへ保存し、既存のERCレポートや回路図を上書きしない。

### 画像による検証

1. 保存済み回路図をSVGへ書き出す。

   ```sh
   mkdir -p "$review_dir/svg"
   kicad-cli sch export svg --exclude-drawing-sheet \
     -o "$review_dir/svg" "$schematic"
   ```

2. 必要に応じてPNG化し、回路図全体と対象ブロックの拡大画像を実際に目視する。
3. `.kicad_sch`のテキスト、座標、またはネットリストだけから見た目を断定しない。
4. 各部品をReference順または機能ブロック順に漏れなく確認する。
5. 特に次を確認する。
   - 配線の交差、意図しないループ状経路、未接続に見える短い配線
   - junctionの有無と位置
   - Reference、Value、ピン名、ピン番号、ネットラベル
   - 電源シンボル、`PWR_FLAG`、No Connectフラグ
   - テストポイント、コネクタ、DNP部品
   - 文字、部品外形、配線の重なり

### ERCによる検証

1. 保存済み回路図に対してERCを実行する。

   ```sh
   kicad-cli sch erc \
     -o "$review_dir/ERC.rpt" "$schematic"
   ```

2. エラーと警告を種類別に数え、電気的問題、未接続、電源駆動、ライブラリ不一致などに分類する。
3. リポジトリ内の既存ERCレポートと結果が異なる場合は、既存レポートを最新とみなさず差異を報告する。
4. ERCが0件でも画像検証とネットリスト検証を省略しない。
5. ERC除外が設定されている場合は、除外理由が文書化され、現在も妥当かを確認する。

### XMLネットリストによる検証

1. KiCad XMLネットリストを出力する。

   ```sh
   kicad-cli sch export netlist --format kicadxml \
     -o "$review_dir/current.xml" "$schematic"
   ```

2. 対象ネットを信号源または電源から接続先まで追跡し、期待するReferenceとピン番号が同一ネットに属することを確認する。
3. 電源、GND、シールド、差動信号、通信バス、リセット、クロックなどの重要ネットを優先して確認する。
4. 意図的に分離したGNDやシールド、DNP部品、未使用ピンが誤接続されていないことを確認する。
5. プロジェクトにネットリスト検証スクリプトが存在する場合のみ、その使用方法を確認して実行する。存在しないスクリプトや固定パスを仮定しない。
6. BOM確認を依頼された場合は、プロジェクトのBOM生成方法と部品管理方針を確認し、Reference、Value、Footprint、数量、DNP指定をネットリストと照合する。

## 3. 生成回路図の整合性を確認する

この節は、対象回路図がスクリプト、テンプレート、変換ツールなどから生成されている場合に適用する。

1. 生成物だけを直接修正せず、生成元と再生成手順を特定する。
2. レビュー中に再生成が必要な場合は、可能なら出力先を一時ディレクトリへ変更し、チェックイン済み回路図を上書きしない。
3. 必要なKiCadシンボルパスや環境変数は、プロジェクトの文書と実行スクリプトから特定する。
4. 一時生成物にも画像、ERC、XMLネットリストの三方式を適用し、保存済み回路図との差異を報告する。
5. KiCadバージョン依存の回避策や極小オフセット、補助ラベルなどを発見した場合は、目的を確認せず削除しない。変更時はERCとネットリストの再合格を必須にする。

## 4. 修正を依頼された場合

1. 問題の根拠を画像、ERC、またはネットリストで記録してから修正する。
2. 生成元、ローカルライブラリ、回路図、BOMのうち必要なファイルだけを整合させる。
3. 既存の回路構成や命名規則を尊重し、依頼範囲外の整形や再配置を避ける。
4. 修正後に画像化、ERC、XMLネットリスト検証を繰り返す。
5. Gitリポジトリの場合は、作業後に`git status --short`と`git diff --check`を実行する。
6. ユーザーから明示的に依頼されない限りコミットしない。

## 5. 結果を引き渡す

次の順序で簡潔に報告する。

1. 重大度順の問題点と根拠。画像上の位置、Reference、ピン番号、ネット名、ERCメッセージを具体的に示す。
2. 実行した検証と各結果。
3. 変更した場合は変更ファイル。
4. 残る問題、暫定値、実物確認事項、KiCadバージョン依存事項。
5. 問題がなければ、その結論と確認できなかった範囲。

