Vercel Link - プロジェクト接続手順
安全な vercel link コマンド
vercel link --yes --project <project-name> --scope <scope-name>
オプションの説明
--yes:--projectと--scopeを両方明示指定している場合のみ使用可--projectを省略して--yesを使うと、対話なしで意図しない新規プロジェクトが自動作成される危険がある
--project: Vercelダッシュボード上のプロジェクト名を正確に指定--scope: 組織名またはチーム名を指定。省略するとデフォルトアカウントが使われる
初回セットアップ(vercel login)
未認証の場合、まず vercel login を実行する。
vercel login実行- ブラウザが自動で開き、Vercelアカウントで認証
- 認証完了後、CLIに戻って操作可能になる
vercel whoamiで認証状態を確認
前提条件
認証状態の確認
vercel whoamiVercelダッシュボードでプロジェクトが既に作成されていること
vercel linkはプロジェクトの接続のみ行い、新規作成はしない- 存在しないプロジェクト名を指定するとエラーになる(安全)
プロジェクト名とスコープ名を正確に把握していること
- Vercelダッシュボード → Settings → General で確認可能
自動生成されるファイル
vercel link 実行後、以下のファイルが自動生成される:
| ファイル | 内容 |
|---|---|
.vercel/project.json |
projectId, orgId, projectName が記録される |
.vercel/README.txt |
Vercelが生成する説明文 |
.env.local |
development環境の環境変数が自動ダウンロードされる |
また、.vercel/ と .env.local は自動で .gitignore に追加される。
注意点
.vercel/project.jsonはGit管理しない: プロジェクトIDが含まれるため、.gitignoreに追加されていることを確認すること- worktree内でlinkする場合: worktreeごとに
vercel linkの実行が必要(.vercel/はworktreeごとに独立) - link後の環境変数取得:
vercel env pullで環境変数を再取得可能
link後の確認
# .vercel/project.json の内容確認
cat .vercel/project.json
# 環境変数の再取得(必要な場合)
vercel env pull .env.local
よくあるエラーと対処
| エラー | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
Project not found |
プロジェクト名またはスコープ名が誤っている | Vercelダッシュボードで正確な名前を確認 |
Authentication required |
ログインしていない | vercel login を実行 |
Scope not found |
組織名が誤っている | vercel teams ls でチーム一覧を確認(※個人アカウントの場合はチーム一覧は表示されない。vercel whoami でアカウント確認を推奨) |