fortune-adviser 初回セットアップ
ユーザーのプロジェクトにfortune-readingスキルを生成し、出生データと鑑定スタイルをヒアリングして命式データを書き出す。
手順
0. 対象プロジェクトディレクトリの確認
カレントディレクトリ(pwdで確認できる、今Claude Codeが動いているプロジェクト)が生成先になる。ユーザーに「このプロジェクト(<カレントディレクトリの絶対パス>)に .claude/skills/fortune-reading/ を作成します」と一言伝えてから進める。
生成されるreferences/chart-data.mdには生年月日・出生時刻・出生地が含まれる。このプロジェクトをGitで公開リポジトリとして管理している場合、コミットしたくなければ.gitignoreに.claude/skills/fortune-reading/references/chart-data.mdを追加するよう案内する。
1. 出生データのヒアリング
以下を順に確認する(1問ずつ):
- 生年月日(YYYY-MM-DD)
- 出生時刻(HH:MM、24時間表記)。不明な場合はその旨を確認し、簡易モード(太陽星座ベース、ASC/MC・時柱・大運なし)で進める
- 出生地:日本の主要都市名(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・仙台・神戸・京都・広島・那覇・横浜のいずれか)か、それ以外なら緯度経度を直接確認する
- 性別(male/female)。大運の進行方向(順行/逆行)の算出に使う
2. 鑑定スタイルのヒアリング
- トーン:フレンドリー(タメ口)/ フォーマル(丁寧語)
- 不安を煽る表現:避けたい / 気にしない
- 深掘り度合い:簡潔 / 詳細
- 重視したい観点:仕事・恋愛・健康・人間関係から複数選択可(省略時は相談内容に応じて都度判断)
ヒアリング結果は<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/references/chart-data.mdの末尾に「## 鑑定スタイル」セクションとして書き足す(Step 6で追記)。
3. Python環境の準備・プラグイン自身のパス解決
scripts/requirements.txtを使って依存パッケージをインストールする。環境を変更する操作なので、実行前に一言断る。あわせて、このPlugin自身の絶対パスを確認する(Step 4でfortune-reading生成時に使う)。
cd "${CLAUDE_PLUGIN_ROOT}/scripts"
pwd
pip install -r requirements.txt
pwdの出力(${CLAUDE_PLUGIN_ROOT}はfortune-adviserプラグイン自身の絶対パスに解決される組み込み変数。例: /Users/xxx/.claude/plugins/cache/fortune-adviser/fortune-adviser/0.3.0/scripts)を{{PLUGIN_SCRIPTS_DIR}}として控えておく。
失敗した場合はエラー内容をそのまま提示し、Python未インストールかpip自体の問題かを切り分けて対処法を案内する(黙って諦めない)。
4. fortune-reading生成先の存在確認・初回生成
<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/SKILL.mdが存在するか確認する。
存在しない場合(初回):
<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/references/ディレクトリを作成する${CLAUDE_SKILL_DIR}/templates/fortune-reading/references/astrology.md.template・bazi.md.template・synthesis.md.template・basic-reading-guide.md.templateを読み込み、先頭のGENERATORコメントブロックを除去した内容を、それぞれ<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/references/astrology.md・bazi.md・synthesis.md・basic-reading-guide.mdとして書き出す(置換は不要、そのままコピー)${CLAUDE_SKILL_DIR}/templates/fortune-reading/CUSTOMIZING.md.templateを読み込み、先頭のGENERATORコメントブロックを除去した内容を、<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/CUSTOMIZING.mdとして書き出す(置換は不要、そのままコピー)${CLAUDE_SKILL_DIR}/templates/fortune-reading/SKILL.md.templateを読み込み、先頭のGENERATORコメントブロックを除去し(除去後の1行目が---から始まるYAML frontmatterになっていることを確認する)、{{PLUGIN_SCRIPTS_DIR}}をStep 3で控えた絶対パスに全置換した内容を、<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/SKILL.mdとして書き出す
既に存在する場合(再実行):
上記1〜4は一切行わない。ただし、references/basic-reading-guide.mdまたはCUSTOMIZING.mdが存在しない場合(0.3.0より前に生成されたfortune-readingを再実行する場合など)は、その存在しないファイルだけ上記2・3と同じ手順(GENERATORコメント除去、置換不要)で補って生成する(既存のファイルは上書きしない)。ユーザーに「既存のfortune-readingスキルはそのまま維持します(chart-data.mdと基本性格レポートのみ更新します)」と伝えて次に進む。
5. ネイタル計算の実行
cd "${CLAUDE_PLUGIN_ROOT}/scripts"
python3 calc_natal.py --date <生年月日> [--time <出生時刻>] --city <都市名> --gender <male|female> --output-dir <プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/references
都市名が辞書にない場合は --lat <緯度> --lon <経度> --location-name <地名> を使う。
シェル実行時の注意:--city・--location-nameはユーザーの自由入力をそのままコマンドに埋め込むため、実行時は必ずシングルクォートで囲む(例: --city '東京'、--location-name '大阪府大阪市')。クォートなしで展開すると、入力に含まれる;や`等のシェルメタ文字が意図せず実行される恐れがある。
初回実行時はskyfieldがJPLのde421.bsp(約17MB)を自動ダウンロードするためネットワーク接続が必要。
6. 鑑定スタイルの追記
<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/references/chart-data.mdの末尾に、Step 2でヒアリングした鑑定スタイルを追記する:
## 鑑定スタイル
- トーン: <フレンドリー|フォーマル>
- 不安を煽る表現: <避ける|気にしない>
- 深掘り度合い: <簡潔|詳細>
- 重視する観点: <選択内容>
7. 基本性格レポートの生成
<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/references/chart-data.md・astrology.md・bazi.md・synthesis.md・basic-reading-guide.mdをReadツールで読み込む(synthesis.mdは「得意・不得意」セクションの五行×四元素の対応付けに使う)。basic-reading-guide.mdの指示に従い、以下2ファイルを書き出す(reports/ディレクトリが無ければ作成する):
<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/reports/basic-reading.md<プロジェクト>/.claude/skills/fortune-reading/reports/basic-reading.html
このステップはfortune-setupを実行するたびに毎回実行し、chart-data.mdの最新内容に合わせてreports/配下を上書きする(SKILL.md・CUSTOMIZING.md・references/配下の解釈辞書とは異なり、再実行のたびに更新される)。
8. 確認
生成されたchart-data.mdの内容をユーザーに提示し、「これで合っている?」と確認する。出生時刻が不明で簡易モードになっている場合は、その旨と何が省略されているか(ASC/MC・時柱・大運)を明示する。
あわせて、reports/basic-reading.md(または.html)の要点をユーザーに提示する。
初回生成の場合は、さらに次を伝える:「fortune-readingスキルは .claude/skills/fortune-reading/ に生成されました。SKILL.mdと解釈辞書群はあなた自身のファイルとして自由に編集でき、以後fortune-setupが上書きすることはありません(chart-data.mdとreports/配下は再実行のたびに更新されます)。新しいセッションから使えるようになります。育て方はCUSTOMIZING.mdにまとめてあります」。
そして、使い方の例をいくつか添える:「今日の運勢は?」「〇〇について占って」「〇〇は占い的にどう?」「〇〇について、占い的な観点でアドバイスして」「このタイミングで動いていいか?」のように話しかけられることを伝える。