Parity Diff
replace-strategy の姉妹スキル。現行と新側の差分を決定論的ツールで検出し、モデルには分類だけを担わせるところを担う。
- 検出は決定論的ツールの仕事、モデルの仕事は分類だけ。 モデルに「差分があるか」を聞かず(=探させず)、決定論的ツールが検出済みの差分について「この差分は重要か」だけを聞く
parity-replaceとの住み分け:parity-replaceはスイートが見ている範囲(新に対して green か)、本スキルはスイートに写らない差分(余白・色・フォント・角丸・行間・罫線等の見た目)を扱う- 1 回の実行につき 1 機能。 ページ単位で処理する。差分の修正は行わない——要対応は
parity-replaceへ差し戻す
使い方
parity-diff [--feature <slug>] [--target <name>] [--remeasure-noise]
- 1 回の実行につき 1 機能。 複数機能を並行して進めない
slugは.replace/features.mdが採番したもの。自分で採番しない。 省略時は features.md の未着手から対話選択する--targetは差分を検出する新側の環境(skills.replace-strategy.targetsのうちside: newのもの。本スキルが対象とする側の宣言はここが正本)。 省略時の既定・候補提示・存在しない名前や側違いでの停止といった選択規則はreplace-strategyのreferences/project-config.md「実行対象環境」の「選択規則」に従う(ここへ転記しない)。 成果物は環境ごとに分かれる(下記「成果物」)--remeasure-noiseは新側の自己ノイズを全組で測り直す(既定は前回実行の測定値を組単位で再利用する。再利用の可否・失効条件はreferences/capture-new.md「測定値の再利用」が正本)- モードは
.replace/parity/<slug>/metadata.jsonのmode(feature / api-resource / batch)を正として引く(フラグは無い。features.md の表位置から再導出しない) - 自然文でも発動する:「現新の差分を検出して」「差分を分類して」「この画面の差を見て」
| モード | 内容 |
|---|---|
| 機能(feature) | 画素・特性照合・aria の 3 経路で検出し、正規化 → トリアージ → 収束判定 |
| 横断 API(api-resource) | 画面系 3 経路は動かさない。現行応答(record/replay)を正に新側応答を構造比較(references/api-batch.md) |
| バッチ(batch) | 視覚経路は使わない。現行ベースライン(DB 状態・生成ファイル)と新側出力を決定論的に構造・バイト比較(references/api-batch.md) |
前提
前提が欠けたら捏造せず停止し、該当スキルを依存順に案内する(検出・成果物・ベースラインを作り出さない)。判定は指定パスの Read で行う。
- ツール:
git、Node.js。画素経路は記録済み画素差分ツールの出力(差分画像)を読むためpngjsを要する(references/detect.md) - 前提スキル(依存順):
replace-strategy(setup完了)→golden-dataset(フェーズ A・B)→ 対象 slug のparity-suite(完了)→parity-replace(選択した target で新側 green) - 前提スキルが未インストールの場合:
gh skill install shoji9x9/skills <name>で導入してから実行する。 本スキルは設定スキーマ・成果物様式の正本をreplace-strategy/parity-suiteのreferences//assets/に持つため、単体では成立しない(同時に導入されている前提) issue-create: 選択した target のon_diffドキュメントが Issue 起票を指示する場合のみ必要(要対応差分の起票を委譲する)- 本スキルは現行アプリを駆動しない。 ノイズ基準値・視覚ベースラインの測定は
parity-suiteの仕事。撮るのは新側だけ - 判定の詳細(target の解決・起動・モード別の要求・確認するキーのフルパス・データセットバージョンの三者整合・差分器バージョン一致・反復上限)は
references/preflight.md
厳守の制約(禁止事項)
差分調査は十分な証拠が得られる最小コストの経路から始める。 選択した target から採取され、前提ゲートで対象版・採取時点・条件の一致を確認した差分成果物/観測記録 → 現行/新側ソースコード → API の実動作 → UI の実動作の順に原因を切り分け、 下位の証拠だけでは分類できない場合に限って次へ上げる。これは調査コストが差分成果物/観測記録 < ソースコード < API 操作 < UI 操作の順に高くなるためで、必要な証拠が得られた時点で止め、API/UI 操作は不足する場合だけ行う。 設計書・仕様書・受領ログを含む受領資料は調査候補の抽出に使ってよいが、現行挙動の確定根拠にはしない。画面差の観測条件確認は UI で行う
LLM に「差分があるか」を聞かない(検出させない)。検出は決定論的ツール、モデルは分類のみ
モデルの「もう同じに見えます」を収束根拠にしない
全画面のスクリーンショット対をモデルに渡して比較させない。 トリアージは差分領域の crop 対を 1 件ずつ渡す。スイート外の依頼(「2 枚を見比べて違いを見つけて」等)にも目視検出を代替提供しない——決定論的ツール(画素経路)に検出させてから分類だけを担う。 拒否するときは正しい進め方(決定論的ツールに検出させ、差分領域の crop 対を 1 件ずつ提示して要対応/許容/環境ノイズの 3 値に分類する)を必ず添える
現行と異なる条件で新側を撮らない(環境差を差分として報告しないため)
失効条件を確かめずに自己ノイズ測定値を再利用しない。 判断材料が欠ければ再利用せず測り直す(安全側)。再利用してもゲート判定は毎回行う
カタログサイト(コンポーネントライブラリの見本)・部品ベンダーの機能一覧を比較の正解にしない。 どちらも状態網羅の列挙の生成源であり、正解は動いている現行アプリ
ピクセル比較系 VRT ツールで新旧を突き合わせない(実装が違えば全面赤になり無意味)
差分をしきい値で潰さない(特性照合の別経路で捉える)
xlsx・PDF をバイト一致で比較しない(揮発項目が入るため一致しない)。xlsx はシート × セル値と構造、PDF は抽出テキストと構造で比較する。 解析ツールは
metadata.json.differ.file_extractの記録値を使い、自分で選び直さない(現側と抽出ツールが変われば差分がツール差か実装差か切り分けられない。正本:replace-strategyのreferences/file-io.md)テキストの幅・字形の差を切り分けずに分類しない。 「同じフォント名だから」で環境ノイズ・許容にしない——版(
head.fontRevision)とヒンティング命令の有無で決まるため、references/font-diff.mdの手順で切り分けてから分類するコンポーネント差分をインスタンス単位の無視リストで飲み込まない。 クラス/トークン単位の系統差 T(
component_diffs)で宣言し、T からの逸脱を検出する。 ただし画素経路でしか出ない差(computed style は一致し描画だけ違う)は T の照合キーが無くcomponent_diffsでは吸収されないため、インスタンス例外(property: pixel)が唯一の置き場所(レジストリごとに効く経路の正本はreferences/normalize.md)インスタンス例外を設定ファイル(
.config/skills/shoji9x9/skills.yml)へ書かない。 slug スコープの台帳なので.replace/parity/<slug>/component-diff-exceptions.jsonに書く(旧キーが残っていたら移行を案内して停止する)同一原因の複数インスタンスに同じ
reasonを複製しない。 原因はcomponent_diff_exception_causes[]に 1 回定義してcauseで参照する(インスタンスにreasonフィールドを持たせない)例外のインスタンス件数を畳まない。
page/element/bboxにワイルドカードを置いて 1 エントリで N 箇所を吸収させない——例外の件数は検証の弱さのシグナルであり、行数削減のために隠さない同一原因の候補に承認を N 回求めない。 分類は候補ごと、承認は原因ごと——
component_diff_exception_causes[]の 1 原因につき 1 回承認し、同一原因の N インスタンスはその承認で確定する。 「件数を畳まない」は台帳の規則であって承認の粒度ではない(台帳のインスタンスは N 件のまま並べ、承認 UI にも件数 N と内訳を出す)承認済み原因への参照を足して未承認のインスタンスを吸収しない。 承認後にインスタンスが増えたら増分の承認を 1 回取る—— 承認記録の累計 N と
cause参照数が一致しなければ超過分は未承認=未説明として数え、収束させない承認済み例外の根拠を
gaps.mdに書かない。gaps.mdは未検証領域の台帳で、そこに置くと承認済み(説明済み・許容)と未検証が混ざる。宛先はcomponent-diff-exceptions.md承認前の分類を成果物に「許容」と書かない。 承認前は
許容候補(要確認)と書き、収束判定では未説明として数える(分類がレポートに載った時点で後続の判断の入力になるため)観測条件を列挙せずに仮説を検証しない。 差分が出た条件(要素・サイズ・ウェイト・状態)で測る——手近な代表値 1 点の結果を全体に一般化しない。 比較の相手は常に現行であり、新側の実験変種どうしの一致を結論にしない。結論を成果物に書くときは測定条件を併記する(書けない結論は未説明のまま残す)
意図的差異の保留(
intentional_diffs.pending)を棚卸ししないまま機能を閉じない。 この機能に帰属する保留・横断(cross-cutting)・帰属不明の保留を人へ 1 件ずつ提示し、keep/may_changeへ移す(移すのは人間)か持ち越す理由を記録して、件数をdiff-metadata.jsonのintentional_diffs_pendingに残す。数え直しはscripts/pending-triage-check.mjs(確定の時期を工程が要求しないと、保留が機能をまたいで積み上がり「まだ決まっていない差」と「決まったが記録が古い差」の区別が付かなくなる。判定の正本はreferences/convergence.md)部品被覆表に未測定が残る状態で
converged: trueにしない。 現側metadata.jsonのcomponent_coverage.declaredがtrueならscripts/coverage-check.mjsで数え直し、未測定が 1 件以上ならparity-suiteへ戻す (差分器は採取した状態しか見ないため、測っていない操作の欠落は差分ゼロとして通る。判定の正本はreferences/convergence.md)被覆プロファイルを宣言した部品の期待セルを 項目 × インスタンス で数えない。 宣言した部品はインスタンスごとの候補(
instances[].candidates)が期待セルで、 列挙した要素が候補に現れない・conformanceが無い/ok: falseなら収束させない(プロファイル本体はparity-suiteの同梱物なので読まない)被覆表を判定しなかったことを黙って合格にしない。
declared: falseとcomponent_coverageを持たない旧成果物は判定に入れない(後方互換)が、 判定しなかった事実と理由をdiff-metadata.json.component_coverage(judged: false)とdiff.mdの未検証領域に残す他機能の未実装に由来して解消できない差分を、
converged: trueで押し通さない/parity-replaceへ差し戻さない。blocked_byに帰属させて停止し、依存先の実装後に再実行する(references/convergence.md)共同居住機能の未実装領域を、実行時マスクより先に
blocked_byへ分類しない。 新側 root の欠落は通常状態なので、現側ベースラインで測定済みの target 非依存bboxを両作業画像へ適用し、特性・aria の同領域も除外してから差分検出する。blocked_byはマスク外へ残った差分だけに使う生の差分ゼロを収束条件にしない。 収束=未説明差分ゼロ かつ 未修正回帰ゼロ
名前の付かない要素の見た目差を「computed style で保証済み」と扱わない(特性照合は名前付き要素しか見ない。名前無しは画素経路の担当)
セル/行/フィールドに論理名を付けてテーブル/フォームを比較しない(内容パリティは aria 経路が担う)
未検証の箇所を「確認済み」にしない(ベースラインに写らない箇所・宣言できない構造差は
diff.mdに未検証として残す)差分の修正を自分で行わない(
parity-replaceへ戻す)現行アプリを駆動しない(ノイズ基準値の測定は
parity-suiteの仕事)差分器・トリアージ補助に依存を追加するとき、配布元の素性・ライセンス・メンテナンス状況を確認せずに導入しない(既存パッケージを探さずに自前実装を始めるのも同様)。判断材料・工程の正本は
replace-strategyのreferences/dependency-selection.md、記録先は.replace/dependencies.mdシークレットの値をコード・コメント・ログ・成果物・スクリーンショットに残さない(環境変数名だけを扱い、値は復唱しない。正本:
replace-strategyのreferences/project-config.md「シークレットの扱い」)
プロジェクト設定の解決
設定ファイル .config/skills/shoji9x9/skills.yml の skills.replace-strategy.* を直接読む(転記しない)。スキーマの正本は replace-strategy の references/project-config.md。本スキルが読む・書くキー:
| キー | 読/書 | 用途 |
|---|---|---|
targets[](side: new) |
読 | 差分検出の対象環境。--target で選択(選択規則は上記「使い方」の正本参照。ここへ転記しない)。url / api_url は新側疎通・撮影先・api-resource モードの発行先(PARITY_NEW_UI_URL / PARITY_NEW_API_URL に解決。url_command の target はコマンド実行で解決し、失敗・空出力は停止)、pre_commands / start / check_urls は撮影前の起動・稼働確認、on_diff(対応手順ドキュメントのパス)は要対応差分が残ったときの分岐(手順 7)。投入対象でない target(dataset_mode: db で db 未定義、または db.env_vars はあるが seedable の無い読み取り専用)はゴールデンデータ未投入=phase B との整合を免除する代わりに、データ依存の差分を「未検証」として diff.md に明記する(references/preflight.md) |
intentional_diffs.{keep,may_change,pending} |
読 | 意図的差異レジストリ(正規化のノイズフィルタ)。pending 該当は落とさず要確認。pending は収束判定で棚卸しの対象としても読む(対象の決め方は要素の slug。書き換えは人間が行い本スキルは書かない。要素の形の正本はスキーマ文書の「pending 要素の形」) |
uses_storage / targets[].storage |
読 | ファイルストレージの利用と、選択した新側 target の接続(env_vars)・アップロード経路(upload_route)。現側と upload_route が違う場合、保存 path の命名規則差は宣言が無ければ「許容」にせず未説明として残す(intentional_diffs の対象)。ストレージ実体への投入は v1 スコープ外のため、事前配置に依存する差分は「未検証」として diff.md に明記する |
component_diffs |
読 | コンポーネント系統差 T(クラス/トークン単位)。宣言者は parity-replace。T に合致すれば吸収、逸脱すれば回帰候補。設定側に残るのは component × property で slug 横断に効くため(component は対象要素の論理名 / glob。1 回の宣言が範囲内の全インスタンスに効く)。T が引けないインスタンス例外は設定に置かず slug 成果物(下記「成果物」) |
artifacts.{storage,overrides.<slug>} |
読 | 新側ベースラインの保存先既定と機能ごと上書き |
references.ui_library |
読 | 旧→新 design token マッピング(系統差の正規化の判断材料) |
references.db_semantics |
読 | DB 意味論の差(API 応答の並び順差の判断材料) |
| (上記 2 キーが未整備のとき) | — | キー欠落・空値・解決できないパスはいずれも未整備。停止はしないが、判断材料が無いまま「許容」へ寄せず、該当候補は未説明のまま残して diff.md に理由を記録する |
references.dependency_policy |
読・書 | 差分器・トリアージ補助に依存を足すときの方針(三値。意味論の正本はスキーマ文書の「依存導入の方針」)。書くのはキー欠落=未確認のときだけ(ユーザーに要否を確認した結果を非破壊追記) |
secrets.wrapper |
読 | シークレットが要るコマンドの前置ラッパー |
設定・.replace/features.md が無ければ replace-strategy setup を促して停止する。
旧スキーマ・旧レイアウトはフォールバックとして読まず、見つけたら移行を案内して停止する。
検出対象の旧キー・旧レイアウトの一覧と移行手順は replace-strategy の references/project-config.md「移行」を正本として参照する(本スキルで個別に列挙しない)。
実行フロー
詳細は各 reference へ委譲する。番号順に進める。
- target 解決と前提確認(
references/preflight.md): 対象 target を決めてから、停止条件・データセットバージョンの陳腐化・差分器バージョン一致・反復上限を確認する。 選択 target のnew/<target>/replace-metadata.jsonが無い・suite.new_greenでなければ「その環境ではまだ green 証跡が無い」として停止し、同じ--targetでのparity-replaceを案内する。欠ければ捏造せず停止し依存順に案内する - モード分岐:
metadata.json.modeで feature(3 経路)/ api-resource / batch に分岐する。api-resource / batch は画面系 3 経路を動かさない(references/api-batch.md) - 新側ベースライン取得(
references/capture-new.md): 選択 target のurl/api_urlをPARITY_NEW_UI_URL/PARITY_NEW_API_URLに解決して Playwright の採取用プロジェクト(metadata.json.suite.new_onlyに記録された名前。既定new-capture)へ渡し、同一条件で新側だけを撮る。 採取スペックは現側スペックから手で書き起こさず同梱雛形(assets/capture-new.spec.template.ts)をmetadata.json.suite.new_onlyの場所へコピーして埋め、current/newからのtestIgnore除外と採取用プロジェクト(既定new-capture)を撮影前に確認する。url_commandの target は手順 1 の target 解決時に解決した URL を再利用する(工程ごとに再実行しない)。 条件一致を先行検証し、不一致なら差分報告せず停止する。新側の自己ノイズも測り(往復ループでは前回実行の測定値を組単位で再利用してよい。失効条件は同 reference)、現側noise_baselineとの乖離が大きければ停止する。 既存の新側ベースラインから再開する場合も、差分検出の前に同 reference「共同居住機能の実行時マスク」を必ず通す。ページ一覧と同 target の green 証跡から有効集合を再導出し、現側由来のbboxを両画像へ適用する。新側 root が無いことを停止理由やblocked_byの根拠にしない 適用詳細はdiff-metadata.json.capture_conditions_verified.cofeature_masks[]に記録・報告し、恒久マスクの検証結果である既存.masksへ混ぜない - 決定論的差分検出(
references/detect.md): 画素・特性照合・aria の 3 経路。LLM を介さない - 正規化・ノイズフィルタ(
references/normalize.md):intentional_diffs→component_diffs(T)→ インスタンス例外 → ノイズ基準値(残余へ集計適用)→ 宣言できない構造差(gaps.md)は未検証として転記 - LLM トリアージ(
references/triage.md): 正規化を生き残った候補だけを 1 件ずつ crop 対で。モデルに聞くのは要対応/許容/環境ノイズの 3 値で、どれとも判断できない候補は未説明のまま残す(diff.mdの分類欄には未説明も並ぶ)。 「許容」の確定はユーザー承認で、承認は原因単位(同一原因の N インスタンスを 1 回で確定する。代表インスタンスの判断材料と件数 N を UI に載せる)。 テキストの幅・字形の差は分類の前にフォント差を切り分ける(版差かヒンティング差か。references/font-diff.md) - 収束判定・差し戻し(
references/convergence.md): 差分器が判定する。状態は 3 つ(収束/他機能待ち/未収束)。 現側metadata.json.component_coverageがdeclared: trueなら部品被覆表の未測定も収束条件に入れ、scripts/coverage-check.mjsで数え直す(目視で数えない。判定しなかった場合は理由を記録して未検証に残す)。 意図的差異の保留の棚卸しも収束条件に入れ、scripts/pending-triage-check.mjsで数え直す(対象 0 件でも記録を省かない)。 他機能の新側未実装に由来する差分はblocked_byに帰属させ、差し戻さず停止してユーザーへ報告する(convergedは false のまま)。要対応が残れば選択 target のon_diffドキュメントに従う——無ければdiff.mdを差し戻し入力に同じ--targetのparity-replaceへ渡す。 ドキュメントが起票して停止する運用を指示するなら、差し戻さず差分の要約をissue-createへ委譲して起票し停止する(修正ループを回さない)。反復上限超過なら差し戻さず停止してユーザーへ
成果物
すべて対象プロジェクト側に置く。本スキルが正本を定義するテンプレート(assets/)がある。
| 成果物 | 場所 | 正本テンプレート |
|---|---|---|
| 差分レポート | .replace/parity/<slug>/new/<target>/diff.md |
assets/diff-template.md |
| メタデータ | .replace/parity/<slug>/new/<target>/diff-metadata.json |
assets/diff-metadata-template.json |
| 新側ベースライン | .replace/parity/<slug>/new/<target>/baseline-new/(現側 baseline/ と対称のレイアウト) |
— |
| 新側採取スペック | metadata.json.suite.new_only の場所(既定 <parity_suite_dir>/parity/<slug>/new-only/。既にあれば上書きしない) |
assets/capture-new.spec.template.ts |
| インスタンス例外レジストリ | .replace/parity/<slug>/component-diff-exceptions.json へ非破壊追記(無ければテンプレートから作成)。ユーザー承認済みのみ・設定ファイルには置かない |
assets/component-diff-exceptions-template.json(スキーマ: references/normalize.md) |
| 承認済み例外の根拠 | .replace/parity/<slug>/component-diff-exceptions.md へ非破壊追記(無ければテンプレートから作成)。component_diff_exception_causes[].evidence の宛先で、gaps.md に書かない |
assets/component-diff-exceptions-template.md |
| 依存の決定記録(差分器・トリアージ補助に依存を足したときのみ) | .replace/dependencies.md へ非破壊追記(無ければテンプレートから作成) |
様式の正本: replace-strategy の assets/dependencies-template.md |
- 新側の成果物は環境別(
new/<target>/配下)。環境を切り替えても他の環境の差分レポート・メタデータ・新側ベースラインを上書きしない。現側baseline/は 1 環境で slug 直下のまま - インスタンス例外レジストリとその根拠は環境非依存なので slug 直下に置く(
gaps.md/porting.mdと同じ扱い)。特定の target でだけ出る差は例外ではなく環境差であり、ノイズ基準値と新側の自己ノイズで扱う - テキスト成果物(
diff.md/diff-metadata.json/ 例外レジストリとその根拠)は Git。 新側ベースラインの大きなバイナリ(スクリーンショット等)はartifacts設定に従い、既定local(コミットしない)。テキスト(特性 JSON・aria)は Git - 自己ノイズ測定の 2 回目の採取物(
new/<target>/noise-pass2/)は成果物ではない。 測定値をdiff-metadata.jsonへ記録したら削除し、コミットしない(テキストでも Git に入れない。正本:references/capture-new.md) - 本スキル同梱の決定論的ツール(
scripts/pixel-crops.mjs/scripts/diff-normalize.mjs/scripts/json-normalize-diff.mjs/scripts/coverage-check.mjs/scripts/pending-triage-check.mjs)は プロジェクトへコピーせず、スキルディレクトリ内から実行する(gh skill updateの自動更新を効かせるため)。特性照合はparity-suiteの確定契約によりプロジェクト側コピー(trait-capture.mjs/trait-compare.mjs)を使う
姉妹スキルとの連携
- 依存順:
replace-strategy(setup)→golden-dataset→parity-suite→parity-replace→parity-diff(parity-replaceと往復) parity-suiteから引き継ぐもの: 強度ゲートで健全性を確認済みの差分器(画素・特性照合・aria の 3 経路のツール・しきい値)、ノイズ基準値、撮影条件(ページ一覧・マスクの論理名を含む)、 部品被覆表(component_coverage.declared: trueのとき.replace/parity/<slug>/component-coverage.jsonを読み、未測定が残れば収束させずparity-suiteへ戻す。様式・被覆プロファイルの正本はparity-suite)、 新側専用スペックの置き場所・current/newからのtestIgnore除外・採取用のnew-captureプロジェクト(suite.new_only)。すべて.replace/parity/<slug>/metadata.json経由parity-replaceから引き継ぐもの: 新側 green の証拠(suite.new_green)・target 名と新側 URL(new.{target,ui_url,api_url}。url_commandの target は"runtime"が記録されるため target 設定から再解決する)・新側マッピング例外・実装時に前提としたデータセットバージョン(dataset_version)。 すべて選択 target の.replace/parity/<slug>/new/<target>/replace-metadata.jsonから推測せず引く(スイートは再実行しない)。 データセットバージョンの陳腐化判定はこの値では行わない——判定はreferences/preflight.mdの三者整合(metadata.json/ dataset のchanges/phase_b.<slug>.<target>)で行うparity-replaceへ差し戻すもの: 要対応差分が残り、target のon_diffが無い(既定)か、そのドキュメントが修正を指示するならdiff.mdを差し戻し入力として同じ target で渡す。 反復回数の記録・上限管理(--max-iterations既定 5)はparity-replaceが当該 target のreplace-metadata.jsonのloop.*で行う(環境ごとに独立)。上限超過時は差し戻さず停止してユーザーへ。 同loop.changed_scope(直近の反復で描画に効く変更を入れた範囲)は自己ノイズ測定値を再利用してよい組の判定に使う(references/capture-new.md「測定値の再利用」)issue-createへ委譲するもの: target のon_diffドキュメントが起票して停止する運用を指示するなら、差し戻しの代わりに要対応差分の要約(該当ページ・分類・根拠・diff.mdのパス)を渡して起票し停止する(ghで直接起票しない)- ブランチ作成・commit・PR は
issue-startへ委譲(parity-replaceと同じ流儀。本スキルは実装フローを再実装しない) replace-strategy statusがdiff.md/diff-metadata.jsonを読んで現況を導出する。 他機能待ち(blocked_by)の解除検出もそちらが持つ——依存先が同 target で新側 green になった slug を挙げ、本スキルの再実行が必要だと列挙する(本スキルは再実行時に前回のblocked_byを検証し直す)