Parity Suite
replace-strategy の姉妹スキル。現行アプリに対してパリティスイート(新旧どちらの実装にも当てられる実行可能な合否判定基準)を構築し、故障注入で強度を検証するところまでを担う。
新側には触れない——新側マッピングの充填は parity-replace、現・新の差分検出は parity-diff の担当。
視覚ベースラインとノイズ基準値は現行アプリを 1 回巡るついでに採取し、parity-diff へ引き渡す。
使い方
parity-suite [--feature <slug>] [--target <name>]
- 1 回の実行につき 1 機能。 複数機能を並行して進めない(調査・特性化・強度検証が浅くなるため)
slugは.replace/features.mdが採番したもの。自分で採番しない。 省略時は features.md の未着手から対話選択する--target <name>は実行対象の現行環境。設定のtargetsのうちside: currentのものだけを候補にする(本スキルが対象とする側の宣言はここが正本)。 省略時の既定・候補提示・存在しない名前や側違いでの停止といった選択規則はreplace-strategyのreferences/project-config.md「実行対象環境」の「選択規則」に従う(ここへ転記しない)- モードは slug の種別で決まる(フラグは無い)。features.md の 機能/横断 API リソース/バッチ のどの表にあるかで下表のモードになる
| モード | 起点 | 内容 |
|---|---|---|
| 機能(feature) | features.md の機能 | 画面駆動でスイート+ベースラインを採取。全構成要素を使う |
| 横断 API(api-resource) | features.md の横断 API リソース | 画面を伴わない API のみの特性化。スイートは一度だけ書いて共有 |
| バッチ(batch) | features.md のバッチ | データセット+入力ファイルで現行バッチを走らせ、出力を現行ベースラインに捕捉 |
- 自然文でも発動する:「パリティスイートを作って」「現行アプリを特性化して」「この機能を強度検証して」
前提
ツール:
git、Node.js(Playwright の実行環境)。ghは不要(本スキルは Issue を操作しない)前提スキル:
replace-strategy(setup完了)、golden-dataset(フェーズ A 完了)前提スキルが未インストールの場合:
gh skill install shoji9x9/skills <name>で導入してから実行する。 本スキルは設定スキーマ・成果物様式の正本をreplace-strategyのreferences//assets/に持つため、単体では成立しない(同時に導入されている前提)MCP: 不要(現行アプリの駆動は Playwright 自身が行う)
対応範囲(比較・検証の範囲)の一覧は
replace-strategyのreferences/scope.mdが正本。 本スキルは実行時の行動(gaps.mdへの記録・golden-datasetへの差し戻し)を持ち、一覧を転記しない (読めない環境では対象外と断定せずgaps.mdに未検証として残す)Playwright(TypeScript)前提。好みではなく設計が Playwright 固有機能に依存するため。理由は 3 点:
toMatchAriaSnapshotの既定が部分一致であることを利用して「寛容なスナップショット」を手書きするgetByRole/getByLabelが ARIA とセマンティクスから role とアクセシブルネームを解決するため、マークアップが違っても同じ記述が両実装に当たりうるprojectsで同一スイートを 2 つの baseURL(現・新)へ流せる。API 特性化もrequestフィクスチャで同じ仕組みに寄せられる
Playwright を使えないプロジェクトでは本スキルの設計は成立しないため、その旨を明示して停止する(代替ランナーでスイートを書かない)。
厳守の制約(禁止事項)
仕様確認は十分な証拠が得られる最小コストの経路から始める。 選択した現行 target から取得し、対象版・採取時点・条件を追跡できる実行ログ/観測記録 → 現行ソースコード → API の実動作 → UI の実動作の順に調べ、 下位の証拠だけでは assertion にする挙動を確定できない場合に限って次へ上げる。これは調査コストが実行ログ/観測記録 < ソースコード < API 操作 < UI 操作の順に高くなるためで、必要な証拠が得られた時点で止め、API/UI 操作は不足する場合だけ行う。 設計書・仕様書・受領ログを含む受領資料は調査候補の抽出に使ってよいが、現行挙動の確定根拠にはしない。UI の表示・操作を assertion にする箇所は UI で確定する
採取した aria スナップショットを assertion にしない。取って diff しない。 新旧の取得物を機械的に突き合わせると、新実装が正しくなったことによる差とノイズが混ざりシグナルにならない。assertion は仕様が保証する項目だけを手書きした寛容なスナップショットのみ(採取物は参考資料)
ページ全体を 1 枚の aria スナップショットにしない。 部分一致が許容するのは書いていない兄弟が在ることだけで、入れ子の深さは飛ばせず順序も厳密なため、1 枚で書くと現行の DOM 階層が契約に入り、新側が構造を改善しただけで赤くなる(セクション単位でアンカーする。
references/coverage.md)意図的差異レジストリに宣言の無い差を side 別の期待値で吸収しない。 新側の不一致を期待値側で緑にすることになる(宣言に無い差は
intentional_diffs.pendingへ回してユーザー確認)タブ順の厳密一致(停止数・順序の完全一致)を assertion にしない。 仕様が保証するのは到達可能性と論理的順序であり、停止数は実装方式で変わりうる
id / name を比較のアンカーにしない。 原則は role +アクセシブルネーム(自動生成 id は変更対象)
待たない取得 API の検査を省かない。 feature モードの authoring 後は
node <skill>/scripts/auto-wait-check.mjs <parity_suite_dir>/parity/を実行し、走査対象が 1 件以上かつ違反 0 件になるまで先へ進まない(禁止 API と理由の正本はreferences/locator-mapping.md)強度検証(故障注入)を省いて「テストがあるから大丈夫」としない。 テストの存在自体は品質の証拠にならない
強度を手書き assertion 単体で判定しない。 「手書き assertion + ベースライン + 差分器」の一式で判定する
故障注入の緑を「スイートは強い」と宣言しない。 カタログ外は射程外であり、緑は反例が見つからなかったことに過ぎない
現行アプリのデータを破壊しない(選択した target の
forbidden_actionsを尊重。書き込みが許可されない target ではスイートの書き込み系スペックを実行せず「未検証」としてgaps.mdに記録する)意味論が未確定の機能でスイートを書き始めない。
current.origin: received-assetsで、対象 slug の必須データ意味論が.replace/bootstrap/semantics.mdの 「確認待ち」または「確認したが確定できなかったもの」に残っている間は、合否判定基準を作れない(何が正解かが決まっていない)。推測でシナリオを埋めず、不足情報を報告して停止する同じ部品の 1 インスタンスで測った結果を、他のインスタンスの測定結果として流用しない。 部品は画面ごとに設定が違うため、あるページで無効な操作が別のページでは有効でありうる。 インスタンス(部品 × ページ)ごとに測り、
present/absent/unmeasuredの 3 値で被覆表に残す(references/coverage.md「部品被覆表」)測っていない部品の操作を、被覆表の空欄で済ませない。 行が無い組み合わせ・
evidenceの空欄はunmeasuredとして数える(fail-closed)。metadata.jsonのcomponent_coverageをキーごと省略しない——キーの欠落は旧成果物の意味になり、parity-diffが後方互換で判定を飛ばす経路に測らなかった事実が紛れる被覆表に載せる項目の粒度を自分の判断で決めない。 データグリッドのように構成要素ごとに操作可否が設定される部品は、 代表列だけを測っても被覆表は満たせてしまう(登録しなかった列は期待セルにすら現れない)。 同梱の被覆プロファイルで候補集合を展開し、
scripts/coverage-expand.mjsで被覆表と機械的に照合する (references/coverage-profiles.md)。 適合するプロファイルが無い複雑な部品は暗黙に汎用扱いにせず、profile: null+理由で未検証として残す視覚採取を同値クラスで減らすとき、代表以外の候補を成果物から消さない。 削減してよいのは視覚ベースライン採取だけで、 E2E は全候補に要る(機能配線の確認は候補ごと)。削減するなら
equivalence_classesに分類根拠と 全候補の所属を残す——1 つでもクラスを宣言したら、どのクラスにも属さない候補が 1 件でもあれば失敗する。 根拠は「現行アプリで実際に同じ描画になることを確かめた手順」で、「見た目が同じそう」は根拠にしない (references/coverage-profiles.md「視覚採取の同値クラス」)ブラウザで確認していない挙動を「確認済み」と記録しない。 未検証は理由付きで
gaps.mdに残す。 ファイルアップロードも同じ——setInputFilesで流せることは、その画面で通ったことの証拠にならない(操作可能性と特性化済みを混同しない)バイト列に到達できない出力を「対象」として扱わない。 ダウンロードが発火しない・出力ディレクトリに到達できない出力は
gaps.mdに未検証として残す (取得経路と形式別の扱いの正本はreplace-strategyのreferences/file-io.md。xlsx は揮発項目のためバイト一致を取らない)side 専用スペックを相手側の project の実行対象に残さない。
testIgnoreで両向きに除外する——現側専用(ベースライン採取・ノイズ測定・強度ゲート)をnewに残すと新側の実行が現側の証跡を静かに上書きし、parity-diffが後から置く新側専用(new-only/)をcurrentに残すと現行アプリの画面が新側ベースラインとして書き出され差分ゼロに化ける。 新側専用はnew(parity-replaceの green 検証用)からも除外し、採取専用のnew-captureプロジェクトで走らせる——newに残すと green 検証がテスト収集の時点で落ちる採取環境でだけ成立する一致を「一致」として扱わない。 総称ファミリーのフォントフォールバック等は採取環境では差分ゼロになり、利用者環境でだけ壊れる(
viewer_environmentに記録し、乖離はgaps.mdへ)スイートに依存を追加するとき、配布元の素性・ライセンス・メンテナンス状況を確認せずに導入しない(既存パッケージを探さずに自前実装を始めるのも同様)。判断材料・工程の正本は
replace-strategyのreferences/dependency-selection.md、記録先は.replace/dependencies.mdシークレットの値をコード・コメント・ログ・成果物・スクリーンショット・スナップショットに残さない。 設定・コードには環境変数名だけを置き、値は復唱しない
プロジェクト設定の解決
設定ファイル .config/skills/shoji9x9/skills.yml の skills.replace-strategy.* を直接読む(転記しない)。スキーマの正本は replace-strategy の references/project-config.md。本スキルが読む・書くキー:
| キー | 用途 |
|---|---|
parity_suite_dir |
パリティスイートの配置(未指定時 e2e/) |
artifacts.{retention,storage,size_threshold_mb,overrides.<slug>} |
大きなバイナリの保存先既定と機能ごとの上書き |
secrets.wrapper |
シークレットが要るコマンドの前置ラッパー |
targets |
実行対象環境。side: current から --target で選ぶ。選択した target の url(url_command の target はコマンド実行で解決した URL)が UI、api_url(省略時はその UI URL)が API 特性化の baseURL。pre_commands / start / check_urls があれば実行フロー 1 で起動・稼働確認に使う |
targets[].auth.roles |
ロール別の認証情報の環境変数名(認証不要の環境では auth ごと省略。扱いは references/auth.md) |
targets[].db.env_vars |
現行 DB 接続の環境変数名。選択した current target のもの(DB を持たない環境では省略可)。本スキルは読むだけで投入しないため db.seedable は見ない |
targets[].forbidden_actions |
選択した target に実施しない UI / API 操作(空リスト・未定義の意味論は正本に従う) |
uses_storage / targets[].storage |
ファイルストレージの利用と、選択した current target の接続(env_vars)・書き込み範囲(write_scope)・アップロード経路(upload_route)。ファイル出力の捕捉・アップロードの特性化で読む(ゴールデンデータ投入はしないが、テストがストレージへ直接書く・消す〈後始末等〉場合の許可は storage.seedable: true + write_scope 配下が前提。正本は references/data-discipline.md。アプリ経由のアップロードは forbidden_actions が律する)。upload_route が未宣言なら推測せずユーザーに確認し、uses_storage: true なのに宣言した target が無ければストレージ依存を gaps.md へ |
intentional_diffs |
意図的差異レジストリ。故障カタログの導出(references/strength-gate.md)と、side 別期待値の根拠(references/locator-mapping.md「期待値解決層」)で読む。書くのは pending への非破壊追記だけ(宣言に無い差を見つけたとき。keep / may_change は人間が確定させるため書かない。書き手区分の正本はスキーマ文書の「キーの書き手とライフサイクル」)。追記元が分かる形で書く——slug は対象 slug、added_by: parity-suite、added_at に追記日(要素の形の正本はスキーマ文書の「pending 要素の形」)。確定させる時期は parity-diff の収束判定が要求する棚卸し(同文書「pending の棚卸し」) |
current.origin |
現行環境の由来(managed / received-assets。キー欠落は managed)。received-assets のときだけ、対象 slug の意味論が確定しているかを実行フロー 1 で確認する(意味論の正本はスキーマ文書の「現行環境の由来」) |
references.db_semantics |
DB 意味論の差(並び順の特性化で読む)。未整備(キー欠落・空値・解決できないパス)なら停止せず、判断材料が無いまま推測せずに実測で特性化し、整備をユーザーに促す |
verification_commands |
書いたスイート・マッピング層・操作アダプタに通す検証コマンド。通すのは full(全体走査の列)で、diff(変更ファイルだけの列)は使わない。full が無くても、値がリスト(旧形式=走る範囲が未宣言)でも停止せず、その旨を gaps.md に記録して進む(parity-replace の完了判定と違い、ここでは生成物の品質担保であってスイートの合否判定ではない。スイートの合否は現側 green と強度ゲートが見る。意味論の正本はスキーマ文書の「検証コマンド」) |
references.coding_conventions |
スイート・マッピング層・操作アダプタを書くときに従うコーディング規約(スイートは対象プロジェクト側のコードであり、リポジトリの規約に従う。同梱ツールのコピーは修正しない規約のため対象外)。未整備でも停止しないが、推測で自分の流儀を持ち込まない——基底ドキュメント・リント設定・既存コードから読み取る(意味論の正本はスキーマ文書の「コーディング規約」) |
references.dependency_policy |
スイートに依存を足すときの方針(三値。意味論の正本はスキーマ文書の「依存導入の方針」)。キー欠落=未確認のときだけ、ユーザーに要否を確認した結果を同キーへ非破壊追記する |
各キーの既定値・意味論の正本は上記スキーマ文書にある(ここへ転記しない。parity_suite_dir の既定だけは本スキルの受け入れ条件のため明記した)。
設定が無ければ replace-strategy setup を促して停止する。スキーマ文書の「移行」節に列挙された旧キーが残っていたらフォールバックとして読まず、同節を示して停止する
(一律停止はキー名が変わった旧キーだけ。verification_commands がリストなど「キー名が変わらない移行」は上表の挙動に従う)。
実行フロー
詳細は各 reference へ委譲する。番号順に進める。
- 前提検証と早期失敗:
.replace/features.md・設定が無ければreplace-strategy setupを促して停止。.replace/dataset/metadata.jsonが無ければgolden-dataset(フェーズ A)を促して停止。 Playwright が使えない(Node が無い・導入不可)なら設計不成立を明示して停止。--targetから現行環境を確定し(url_commandの target はここで 1 回だけコマンドを実行して URL を解決する。失敗・空出力は停止し、以降は解決済みの値を再利用する)、 その target をcheck_urls(省略時はurl)で稼働判定し、落ちているときだけpre_commands→startの順で起動して再確認する(稼働中ならpre_commands/startはどちらも実行しない。 意味論と条件付き実行順の正本はbrowser-testのreferences/project-config.md。最初の稼働判定が落ちていることは停止条件ではなく起動の合図で、pre_commands/start/ 起動後の再確認の失敗はそこで停止し、後続工程へ進まない)。 選択した target のurl/api_urlへの疎通と認証環境変数の存在確認(値は出さない)で早期に失敗する - 対象決定:
slugを features.md と突き合わせる(無い slug は停止。自分で採番しない)。種別からモードを決める。current.origin: received-assetsの場合はここでシナリオの確定可否を確認する——.replace/dataset/verification.mdの「意味論が未確定の機能」に対象 slug があるか、.replace/bootstrap/semantics.mdの「確認待ち」または「確認したが確定できなかったもの」にその slug の必須意味論が残っていれば、スイート構築へ進まず停止し、 不足している意味論・質問票の該当項目・回答が返るまで開始できないことを報告する(managed・キー欠落のプロジェクトでは本確認を行わない)。 この確認は設定ファイルと成果物だけで済むため、手順 1 の起動(pre_commands/start)より先に行う——開始できない機能のために現行アプリを起動しない - 保存先検証:
artifacts(overrides.<slug>を考慮)の書き込み可否を撮影前に検証し、不可なら早期に失敗する(詳細:references/baseline.md) - データセットの投入先・バージョン確認:
.replace/dataset/metadata.jsonのcurrent.target(golden-datasetがフェーズ A で投入した current target 名)が手順 1 で確定した target と一致することを確認する。 一致しなければ「ベースラインとシードの環境不一致」として停止し、同じ target へ投入するか target 選択を変えるようユーザーに促す。current.targetがnullのときは照合しない(mode: static= ゴールデンデータがリポジトリ内の静的データで、特定の環境に紐づかないため。契約の正本はreplace-strategyのreferences/project-config.md)。 続けてversionを読み、成果物にdataset_versionとして記録する。既存の.replace/parity/<slug>/metadata.jsonのdataset_versionより後のchanges[].affectsと slug の実効参照テーブルを、golden-datasetのreferences/versioning.mdに従って照合する。 交差するときだけ陳腐化として再取得を宣言し、数値が古いだけなら再取得せず記録値も書き換えない。不正/欠落した変更履歴は全 slug に影響するものとして扱う - authoring: ロケータマッピング(現側)→ 期待値解決層(side 別の期待値。現側の値だけを埋める)→ 操作差分の吸収 → スイート(表示+操作・状態カバレッジ+ドキュメントレベル要素+同じページに乗る他機能の在席)→ 手書き aria(セクション単位で複数枚。部分一致は書いていない兄弟が在ることしか許容せず深さを飛ばせない)→ API 特性化。
状態網羅は部品の規範的な資料(コンポーネントカタログ・部品ベンダーの機能一覧)から導出し、部品インスタンス(部品 × ページ)ごとに測って被覆表
component-coverage.jsonに 3 値で残す(feature モードのみ。references/coverage.md「状態網羅の導出源」)。 構成要素ごとに操作可否が設定される部品(データグリッド等)は、被覆プロファイルで候補集合を展開してから測る—— インスタンスごとに構成要素を来歴付きで列挙し、node <skill>/scripts/coverage-expand.mjs --coverage <被覆表> --writeで候補と適合結果を書き戻し(コピーせずスキル配下のスクリプトをそのまま実行する。プロファイルはスクリプトの位置から解決するので実行時の cwd は問わない)、 欠落・未列挙・証拠なし・対応付けなしが 0 件になるまで測定へ戻る(references/coverage-profiles.md)。 視覚採取を同値クラスで削減する場合も、E2E は全候補に要る(削減してよいのはベースライン採取だけ) 詳細:references/locator-mapping.md/references/coverage.md/references/api-batch.md/references/auth.md。 スイート・マッピング層・操作アダプタは対象プロジェクト側のコードなので、そのリポジトリのコーディング規約(references.coding_conventions)に従って書く (未整備でも停止しないが、推測で自分の流儀を持ち込まず基底ドキュメント・リント設定・既存コードから読み取る。解決順の正本はreplace-strategyのreferences/project-config.md「コーディング規約」)。 feature モードでは、authoring 後にnode <skill>/scripts/auto-wait-check.mjs <parity_suite_dir>/parity/を実行し、走査対象が 1 件以上かつ待たない取得 API が 0 件になるまで修正する(スクリプトはコピーせずスキル配下から実行する)。 状態を変える工程(書き込み系スペック・ファイルアップロード・バッチ実行)は全モード共通でreferences/data-discipline.mdの規律に従う(復元 → 一意プレフィックス+後始末 → 後始末できないなら承認を得て「hermetic でない」と明示)。 api-resource / batch モードは画面系工程(ロケータマッピング・手書き aria・状態遷移)を行わない(references/api-batch.mdの該当モードに従う) - ベースライン採取とノイズ基準値測定(feature モードのみ): 現行アプリを駆動するついでに 3 点セットを採り、2 回撮ってノイズ基準値を出す(2 回目の採取物は基準値を記録したら削除する)。詳細:
references/baseline.md。 成果物を書き出す現側専用スペック(本手順と手順 7)はcurrent-only/に置き、newプロジェクトからtestIgnoreで除外する(除外しないと新側の実行が現側の証跡を静かに上書きする。配置と設定はreferences/locator-mapping.md)。 同じ設定でcurrent/newの両プロジェクトからnew-only/(parity-diffが新側採取スペックを置く場所)も除外し、採取用のnew-captureプロジェクトを用意する(この時点では空でよい)。 api-resource / batch モードのベースラインは API 応答・出力(DB 状態・生成ファイル)の捕捉であり、視覚 3 点セットは採らない - 強度ゲート(故障注入): 無注入で全経路が緑になること(ポジティブコントロール)を同じ実行系で先に確認したうえで、既知の回帰分類から故障カタログを導出し注入する。素通りした故障は強化するか
gaps.mdへ。詳細:references/strength-gate.md - 成果物記録と完了報告: スイートが現に対して green であることを確認し、設定の
verification_commands.full(静的解析・型検査)をスイートに通す (fullが無くても、値がリスト〈旧形式=走る範囲が未宣言〉でも停止せずgaps.mdに記録して進む。検証コマンドがスイートのパスを対象に含んでいない場合も、含まれていないことを記録して範囲を勝手に広げない)。 そのうえでstrength.md/gaps.md/metadata.jsonを生成する。 feature モードではcomponent-coverage.jsonも生成し、metadata.jsonのcomponent_coverageに期待セル数と未測定数を宣言する(部品を使っていない・列挙を起こせない場合はdeclared: false+理由を書き、同じ理由をgaps.mdにも残す)。declared: trueの被覆表は必ずscripts/coverage-expand.mjsを exit 0 まで通し、conformanceに記録を残す——プロファイルを宣言した部品が 1 つも無くても要る。 記録が無い・ok: falseの被覆表はparity-diffが収束させない(conformanceの欠落は旧成果物ではなく未実行として扱われる)。metadata.jsonには選択した current target 名と解決した URL を記録する(現側は 1 環境。既存metadata.jsonと target 名が違えばベースライン陳腐化として再取得を宣言する)。 データ不足があればgolden-datasetへ戻す案内をする
成果物
すべて対象プロジェクト側に置く。スキーマの正本は本スキル(テンプレート: assets/)。
| 成果物 | 場所 | 正本テンプレート |
|---|---|---|
| パリティスイート | <parity_suite_dir> |
— |
| ロケータマッピング・期待値解決層・操作アダプタ | <parity_suite_dir> 配下(実際のパスは metadata.json に記録) |
— |
| 強度レポート | .replace/parity/<slug>/strength.md |
assets/strength-template.md |
| 未検証領域 | .replace/parity/<slug>/gaps.md |
assets/gaps-template.md |
| 視覚ベースライン | .replace/parity/<slug>/baseline/ |
— |
| メタデータ・ノイズ基準値 | .replace/parity/<slug>/metadata.json |
assets/metadata-template.json |
| 部品被覆表(feature モードのみ) | .replace/parity/<slug>/component-coverage.json |
assets/component-coverage-template.json |
| 依存の決定記録(スイートに依存を足したときのみ) | .replace/dependencies.md へ非破壊追記(無ければテンプレートから作成) |
様式の正本: replace-strategy の assets/dependencies-template.md |
- テキスト成果物(特性 JSON・aria・
metadata.json・strength.md・gaps.md・component-coverage.json)は Git。スクリーンショット等の大きなバイナリはartifacts設定に従い、既定local(コミットしない) - ノイズ測定の 2 回目の採取物(
.replace/parity/<slug>/noise-pass2/)は成果物ではない。 基準値をmetadata.json.noise_baselineへ記録したら削除し、コミットしない(テキストでも Git に入れない。正本:references/baseline.md) - 決定論的ツールは正本を本スキルに同梱する(
scripts/trait-capture.mjs/scripts/trait-compare.mjs)。 実行時はプロジェクト側<parity_suite_dir>/parity/lib/tools/vendor/(既定)へコピーして使い、実際のパスをmetadata.jsonに記録する。 コピーは修正しない規約のため、プロジェクト自作ツールとパスで分けられるコピー専用のサブディレクトリに置く(配置指針はreferences/locator-mapping.md) - 被覆プロファイルと
scripts/coverage-expand.mjsはコピーしない。 スキル配下のスクリプトをそのまま実行する(gh skill updateの自動更新を効かせる)。 プロファイル(assets/coverage-profiles/)はスクリプトの位置から解決するので、 実行時の cwd は問わない。照合結果は被覆表のconformanceに残り、parity-diffはそれを読む
姉妹スキルとの連携
golden-datasetとの往復: フェーズ A 完了が前提。探索でシード不足(空リストしか確認できない・ページネーションが 1 ページ等)を見つけたらgaps.mdに「データ不足」として記録しgolden-datasetへ戻す。戻るとバージョンが上がり、影響を受けるベースラインを再取得するparity-replaceへ引き渡すもの: 論理名の契約(現・新をまたぐ)、現側 green のスイート、現側の値だけを埋めた期待値解決層(metadata.json.suite.expectations。新側の値の充填はparity-replace)、現側専用スペックのtestIgnore除外(metadata.json.suite.current_only)、 未実装機能の在席チェック(slug 付きでスキップ)、Playwrightprojectsのcurrent/newという名前と target 選択の仕組み (baseURL は環境変数から解決する。side: newの target 選択とnewの baseURL 設定はparity-replace段階)parity-diffが再利用するもの: 強度ゲートで健全性を確認済みの差分器(ツール・しきい値)、ノイズ基準値、撮影条件、部品被覆表(metadata.json.component_coverageがdeclared: trueのときだけ収束判定に入る。 プロファイルを宣言した部品では、parity-diffはプロファイルを読まず被覆表のinstances[].candidatesとconformanceから数え直す)、 新側専用スペックの置き場所・current/newからのtestIgnore除外・採取用のnew-captureプロジェクト(metadata.json.suite.new_only。スペック本体はparity-diffが同梱雛形から置く)。すべてmetadata.json経由で引き渡すreplace-strategy statusがstrength.md/gaps.md/metadata.jsonを読んで現況を導出する