contribute-rule
現在のプロジェクトから知見を収集し、TBSten/skills リポジトリに rule として登録する PR を自動作成する。
前提条件チェック
スキル起動時にまず以下を確認する。失敗した場合は対処方法を案内して中断する。
git --versionで git の存在を確認gh auth statusで gh CLI の認証状態を確認
Step 1: 起動時の確認
ARGUMENTS からユーザーが収集したい知見の説明を受け取る。以下を確認する。 ユーザーの指示から明確に読み取れる項目は確認を省略してよい。
- rule 名 — kebab-case で命名。知見の内容から適切な名前を提案する
- 収集対象 — どの知見をルール化するか。具体的なファイルパスやセクションを特定する
- ルールの対象ユーザー — どのようなプロジェクト・状況で適用されるルールか
- 参照ファイルの有無 — ルールが参照するテンプレートやサンプルコード等があるか
- status — rule の成熟度 (WIP / Experimental / Active / Active-Prime)。デフォルトは
Experimental。ユーザーの指示があればそれに従う - group — rule の所属グループ (「タスク管理」「Kotlin / Android アプリ開発」「Kotlin ライブラリ/ツール開発」「Web フロントエンド」「Git / GitHub」等)。知見の内容から適切なグループを提案する。全一覧は clone 先の
.claude/skills/contribute-rule.mdの group 表を正とする - リポジトリ — デフォルトは
TBSten/skills。fork を使う場合はユーザーに確認する
Step 2: 知見の収集と整理
ユーザーが指定した収集対象を読み取る。
収集の効率化
収集対象が多い場合、Agent tool を活用して並列に収集する:
- 対象ファイルの読み取り (Glob でファイル一覧取得 → 並列 Read)
- 関連する規約・パターンの調査 (Grep で検索 → 並列 Read)
独立したファイル読み取りは必ず並列で実行すること。
主なソース:
- CLAUDE.md の特定セクション
.claude/rules/内の既存ルールファイル- コードベース内の規約・パターン・ベストプラクティス
- コードレビューで繰り返し指摘される事項
- ユーザーの説明そのもの
読み取った知見を以下の形式で整理し、ユーザーに提示する:
- ルールの目的 — 1〜2文で何を規定するか
- ルールの内容 — Claude Code に指示する振る舞いの箇条書き
- 適用条件 — どのようなプロジェクト・状況でこのルールが有効か
- 参照ファイル — テンプレートやサンプルコード等。不要であれば「なし」と明記
- status — rule の成熟度 (デフォルト
Experimental) - group — rule の所属グループ
ユーザーの承認を得てから次のステップに進む。
Step 3: ワークディレクトリの準備と contribute-rule.md の読み込み
- ワークディレクトリを準備する:
rm -rf /tmp/contribute-rule-<rule-name>
git clone --depth 1 https://github.com/<repo>.git /tmp/contribute-rule-<rule-name>
<repo> は Step 1 で確認したリポジトリ (デフォルト: TBSten/skills)。
<rule-name> は Step 1 で決定したルール名。
- clone したリポジトリ内のルール作成ガイドを読み込む:
/tmp/contribute-rule-<rule-name>/.claude/skills/contribute-rule.md
contribute-rule.md を読み込んだ後、以下のように統合する:
- contribute-rule.md の Step 1 (確認事項): contribute-rule の Step 1-2 で既に完了。スキップする
- contribute-rule.md の Step 2 (ディレクトリとファイルの作成): 構成ルールに従う。内容は contribute-rule の Step 2 で整理した知見を使う
- contribute-rule.md の Step 2.5 (詳細ドキュメントの作成): そのまま従う
- contribute-rule.md の Step 3 (README の更新): そのまま従う
- contribute-rule.md の「AI 責務最小化 (script 化)」: Step 4 の参照ファイル設計時に従う。決定的な手順は script 化して同梱する
ガイドが見つからない場合は、以下の「フォールバック」セクションに従う。
- 高品質なルールの書き方を参照する:
https://github.com/anthropics/skills/blob/main/skills/skill-creator/SKILL.md
WebFetch 等で上記の skill-creator SKILL.md を取得し、以下の観点を把握してから Step 4 に進む:
- 命令形での記述: 「〜してください」ではなく「〜する」の形式
- Progressive Disclosure: RULE.md 本文は簡潔に。詳細な参照情報は別ファイルに分離
- 具体的かつ汎用的: 特定プロジェクトに依存しない、再利用可能な記述
取得できない場合はスキップしてよい。
Step 4: ルールファイルの作成
clone した /tmp/contribute-rule-<rule-name>/ 内で、contribute-rule.md の手順に従い以下を作成する。
Step 2 で整理した知見をもとに RULE.md を記述する。
rules/<rule-name>/RULE.md— ルール本体。YAML frontmatter は不要。命令形 (imperative) で記述する- 参照ファイルがあれば同ディレクトリに配置
- インストール時にユーザーのカレントディレクトリにコピーされることを意識してパスを設計する
- サブディレクトリのネストも可能
rules/<rule-name>.md— 詳細ドキュメント (英語)rules/<rule-name>.ja.md— 詳細ドキュメント (日本語)README.mdとREADME.ja.mdの Available Rules テーブルに行を追加
レビューの提示方法
作成ファイル数に応じて提示方法を変える:
- 3 ファイル以下: 全ファイルの内容を提示
- 4 ファイル以上: 以下を提示
- ファイル一覧と各ファイルの概要 (1行)
- RULE.md の全内容 (最重要ファイル)
- 「他のファイルも確認しますか?」とユーザーに確認
フィードバックがあれば修正してから次に進む。
プロジェクト固有情報の除外チェック
ルールは公開リポジトリに登録されるため、作成したファイルに以下が含まれていないか細心の注意を払う:
- プロジェクト固有のファイルパス、URL、ドメイン名
- 社内システムやサービスの名前
- 認証情報、トークン、API キー
- 個人名、メールアドレス、チーム名
- 社内ドキュメントへのリンク
- その他、公開すべきでない情報
知見を汎用化する際に具体例が必要な場合は、プレースホルダー (<project-name>, <your-domain> 等) に置き換える。
チェック結果をユーザーに報告し、問題がないことを確認してから次に進む。
Step 4.5: セルフレビュー
PR 作成前に以下を確認する。
ファイル・フォーマットチェック
- 必要なファイルが揃っているか — 以下のファイルが存在することを確認する:
./rules/<rule-name>.mdが存在すること (詳細ドキュメント 英語)./rules/<rule-name>.ja.mdが存在すること (詳細ドキュメント 日本語)./rules/<rule-name>/RULE.mdが存在すること- ルールが参照するすべてのファイルが
./rules/<rule-name>/配下に存在すること README.mdとREADME.ja.mdの Available Rules テーブルに新しいルールのエントリが追加されていることrules/<rule-name>.mdの frontmatter にstatusがあり、README のステータス列 (絵文字+ラベル) と一致していることrules/<rule-name>.mdの frontmatter にgroupがあり、README のグループ列と一致していること。行が同じグループのまとまりに挿入され、グループセルはグループ先頭行のみ絵文字付きで記載・継続行は空セルになっていること- README の説明セルが 80 文字以内であること (収まらない詳細は詳細ドキュメント側に書く)
- 参照ファイルのパスが適切か — ユーザーのプロジェクトルートに展開されることを考慮
- README テーブルが既存行と同じフォーマットか — HTML タグ、改行、code block の書き方を既存行と比較
ベストプラクティス準拠チェック
Step 3 で参照したベストプラクティスに照らして以下を確認する:
- RULE.md が命令形で記述されているか — 「〜してください」ではなく「〜する」の形式
- ルールの内容が汎用的か — 特定プロジェクトでしか適用できないルールになっていないか
- Progressive Disclosure — RULE.md 本文は簡潔か。詳細な情報は参照ファイルに分離されているか
- 具体的なのに再利用可能か — 曖昧すぎず、かつ特定プロジェクトに依存しない記述になっているか
- AI 責務最小化 — contribute-rule.md の「PR 前セルフレビュー: AI 責務最小化チェックリスト」を実施したか
問題が見つかった場合は修正してからユーザーに報告する。
Step 5: PR の作成
以下の形式でユーザーに確認し、明示的な許可を得てから push・PR 作成を実行する:
/tmp/contribute-rule-<rule-name>/ にルールファイルを作成しました。
内容を確認したい場合はこのディレクトリを直接参照できます。
- push 先: <repo> (ブランチ: add-rule/<rule-name>)
- コミット対象ファイル:
- rules/<rule-name>/RULE.md
- <その他の追加ファイル一覧>
- プロジェクト固有情報: 含まれていないことを確認済み
このまま PR を作成してよろしいですか?
許可を得たら、以下を実行する:
cd /tmp/contribute-rule-<rule-name>
git checkout -b add-rule/<rule-name>
git add rules/<rule-name>/ README.md README.ja.md
git commit -m "add <rule-name> rule"
git push -u origin add-rule/<rule-name>
PR を作成する。タイトル・本文は下記「PR フォーマット」に 厳密に 従う:
gh pr create \
--repo <repo> \
--head add-rule/<rule-name> \
--title "Add rule: <rule-name>" \
--body "## Summary
- <ルールの目的 (50 文字以内)>
- 主要ファイル: rules/<rule-name>/RULE.md
## 実行イメージ
1. <インストール後、ルールが読み込まれる様子>
2. <ルールが適用される場面・振る舞い>
3. <ユーザーから見た効果>
## 備考
- 特になし
"
PR フォーマット
- タイトル: 新規追加は
Add rule: <rule-name>、既存 rule の更新はUpdate rule: <rule-name>(skill / prompt の contribute ではruleの箇所をskill/promptに変える) - 本文:
## Summary/## 実行イメージ/## 備考の 3 セクション のみ で構成する。これ以外のセクションを入れてはならない- Summary — 箇条書き最大 3 つ、各行 50 文字以内。主要ファイル 1〜3 つ (基本 1 つ。RULE.md や README 等) を含める
- 実行イメージ — rule 適用時に何が起きるかを
1.始まりの番号付き箇条書きで列挙する。各行 100 文字以内 - 備考 — 補足事項。無ければ「特になし」と書く
PR 作成後のフォーマットチェック
PR 作成後、以下のコマンドでフォーマット準拠を検証する。NG が出た場合は gh pr edit で修正し、再度チェックする:
gh pr view <PR番号> --repo <repo> --json title,body > /tmp/pr-format.json
python3 - <<'EOF'
import json, re, sys
d = json.load(open('/tmp/pr-format.json'))
title, body = d['title'], d['body']
errs = []
if not re.match(r'^(Add|Update) (skill|rule|prompt): \S+$', title):
errs.append(f'タイトルが "Add rule: <name>" / "Update rule: <name>" 形式でない: {title!r}')
headers = re.findall(r'^## (.+?)\s*$', body, re.M)
if headers != ['Summary', '実行イメージ', '備考']:
errs.append(f'セクションが Summary / 実行イメージ / 備考 の 3 つちょうどでない: {headers}')
else:
summary, image, _notes = re.split(r'^## .+$', body, flags=re.M)[1:]
bullets = [l.strip()[2:] for l in summary.splitlines() if l.strip().startswith('- ')]
if not 1 <= len(bullets) <= 3:
errs.append(f'Summary の箇条書きが {len(bullets)} 個 (1〜3 個にする)')
errs += [f'Summary 50 文字超: {b!r}' for b in bullets if len(b) > 50]
nums = [re.sub(r'^\s*\d+\.\s*', '', l) for l in image.splitlines() if re.match(r'\s*\d+\.', l)]
if not nums:
errs.append('実行イメージに番号付き箇条書きがない')
errs += [f'実行イメージ 100 文字超: {n!r}' for n in nums if len(n) > 100]
print('\n'.join(errs) if errs else 'PR format OK')
sys.exit(1 if errs else 0)
EOF
作成された PR の URL とフォーマットチェック結果をユーザーに報告する。
エラー時の対応
gh auth status失敗 →gh auth loginを案内- clone 失敗 → ネットワーク接続の確認を案内
- push 失敗 → リポジトリへの write 権限を確認するよう案内。fork の利用を提案
- PR 作成失敗で同名ブランチが既存 → ブランチ名にサフィックス (
-v2等) を付与して再試行
フォールバック
contribute-rule.md が clone 先に存在しない場合、以下の最低限の構成で作成する:
rules/<rule-name>/RULE.mdにルールの内容を記述- 参照ファイルがあれば同ディレクトリに配置
- README のテーブルは手動で更新するようユーザーに案内する