Purpose
「なんとなくの相場感」で値付けする失敗を防ぐ。 価値・コスト・競合の3基準で価格の根拠を示し、安売り/高すぎの両リスクを点検する。
Use When
- 新プロダクト・プランの価格を決めるとき
- 価格改定・値上げを検討するとき
- 「この価格で妥当か」を確認したいとき
- value-proposition-check の後に、価値を価格へ変換したいとき
Inputs
以下を準備すること。不足している場合は推測せず、不足を明示する。
- 対象: 価格を決める商品・プラン
- 提供価値: 顧客が得る価値(金額換算できれば理想)
- コスト構造: 提供にかかる変動費・固定費(わかる範囲で)
- 競合価格: 代替手段・競合の価格帯
Output Contract
以下の順で出力すること。順序を変えない。
- 論点: 価格決定で最も不確実な前提はどこか
- 根拠: その論点をそう判断した理由
- 価格根拠表: 価値基準 / コスト基準 / 競合基準の3視点
- 含意: その価格が示すポジショニング・利益構造
- 改善案: 価格体系の改善(プラン分け・課金単位)
- 代替案: 別の価格モデル(定額/従量/成果報酬)
- 判断材料: 価格確定に必要な人間の確認事項
Review Lens
- 目的妥当性: 価格が事業目標(利益/シェア)と整合するか
- 範囲の過不足: プランが多すぎ/少なすぎないか
- 中長期リスク: 安売りで価値毀損・値上げ困難にならないか
- LAB全体との整合性: LMS / 自動化 / B2B 展開と整合しているか
- 非エンジニア理解可能性: 価格根拠を関係者に説明できるか
- 他LLM移植耐性: 判断が Claude 固有の解釈に依存していないか
Instructions
- 価値基準(顧客が得る価値の金額換算)で上限を見積もる
- コスト基準(提供コスト + 目標利益)で下限を見積もる
- 競合基準(代替手段の価格)で相場を把握する
- 3基準のレンジから価格帯を導き、根拠を添える
- 課金単位(人/月/従量等)の選択肢を比較する
- 不明なコスト・価値は推測せず、試算前提を明示する
Guardrails
- 競合追随だけで値付けしない(価値・コストも見る)
- 安売りの誘惑に対し、価値毀損リスクを明示する
- 撤退・移行コスト(顧客側のロックイン)も考慮する
- 価格の最終決定は人間に委ねる
LAB Cross-Check
| 観点 | 状態 | 備考 |
|---|---|---|
| 自動化フロー | — | 課金・請求の自動化要件を確認したか |
| データ / 認証 / ログ | — | 決済・課金データの取り扱いを確認したか |
| 実装 / 運用フロー | — | 価格体系が実装・運用可能か |
| 非エンジニア理解可能性 | — | 価格根拠を関係者に説明できるか |
| 会員共有 / 再利用耐性 | — | 価格フレームが他プランに転用できるか |
| 他LLM移植耐性 | — | 判断が Claude 固有に依存していないか |
状態は OK / 注意 / NG / 対象外 で記入すること。
Handoff Notes
施工AI(Claude Code / Cursor 等)へ渡す前に以下を確定させること。
- 要件: 確定した価格・課金単位・プラン構成
- 成功条件: 価格が機能したと判断する基準(成約率/LTV)
- 失敗条件: 価格を見直すトリガー
- 実行範囲: 課金実装で触れてよい範囲
- 影響範囲: 価格変更が波及する決済・LP・既存顧客
- ロールバック方針: 価格改定が失敗した場合の戻し方
- コスト比較: 課金モデルごとの実装・運用コスト
Further Reading
value-proposition-checkskill — 価格の前提となる価値検証alternative-comparisonskill — 価格モデルの比較- cost-comparison.md — コスト比較・ROI の考え方
- judgment-gates.md — GATE-4(費用対効果ゲート)