ti-spec-view — 仕様可視化
ベータとして先行提供している機能です。 記述が変わることがあります。扱いは ti-core の
references/beta-status.mdを参照してください。
PSA/IMA を導入した顧客が org へ加えたカスタマイズ仕様を可視化し、当社・顧客のブラックボックス化を解消する能力スキル。持つのは可視化固有の中身(構造の列挙・テナント依存の意味層・出力・鮮度・昇格ガバナンス)。メタデータを届ける機構は持たず、確定層スナップショットの配備は ti-metadata の機構へ渡す。「どう実装するか」の判断は持たず、それは ti-lifecycle にある。
本書は薄い索引に徹する(詳細は必要な reference だけを読む方式)。手順の実体は各 reference にある。
このスキルが持つもの・持たないもの
| 持つ(可視化の中身) | 持たない(機構・判断=委譲先) |
|---|---|
| 構造の列挙(カスタムオブジェクト/項目/関係/レイアウト・入力規則/フローの実在と定義) | 確定層スナップショットの配備機構(取得→差分→検証→反映)= ti-metadata |
| テナント依存の意味層(顧客固有カスタマイズの意味付け)の管理・二層の置き場・データモデル | 共通の意味定義(テナント非依存IP)の保持=サーバー基盤(Atlas) |
| 可視化出力(一覧+標準との差分・author帰属/確信度/鮮度の併記) | レコードの検索・SOQL実行・業務語での回答= ti-reference |
| 鮮度保証(ドリフト検知の再利用)・誤誘導防止の表示規律・昇格ガバナンス | レコードの作成・更新・入力支援・承認前チェック= ti-update |
| — | 実装形態の判断(要件をFlow/Apex/宣言的のどれで作るか)= ti-lifecycle |
中身は本スキル、機構は ti-metadata、判断は ti-lifecycle。この分担を崩さない。可視化は読み中心で、org書込は意味層の意味付けと確定層スナップショットの配備に限られ、いずれも安全ゲートを通す。
発火点(いつ・どの reference を読むか)
| チェックポイント | 読む/呼ぶ | 渡す・確認するもの |
|---|---|---|
| そのセッションで最初に TI のスキルを使う瞬間(依頼の内容を問わず・1 セッション 1 回) | ti-core references/version-freshness.md |
同梱 .claude-plugin/plugin.json の版 |
| 製品の操作手順・可否・理由を書こうとした瞬間/製品そのもの(コード・フロー・項目ヘルプ・パッケージのメタデータ)を読もうとした瞬間/実測と期待の食い違いを不具合と書こうとした瞬間/作業の対象範囲を自分で数え上げようとした瞬間 | ti-core references/knowledge-lookup.md |
引きたい製品・機能と、利用者の言い方 |
| 顧客固有カスタマイズを列挙する・標準との差分の素材を作る | references/structure-enumeration.md |
対象オブジェクト・入力規則/フローの取得経路 |
| カスタマイズの意味付けを持つ・二層の置き場・データモデルを扱う・IP保護2軸を確認する | references/overlay-model.md |
対象カスタマイズ・意味付け・author帰属 |
| 一覧・差分を出力する・鮮度を表示する・誤誘導を防ぐ・段階導入を判断する | references/visualization-output.md |
出力形態・鮮度状態・author帰属/確信度 |
| 意味付けを共通化(昇格)する・当社/パートナーの閲覧経路・契約終了・判断層からの記録を扱う | references/ip-governance.md |
抽象化の可否・閲覧許可・記録の契機 |
| 現状仕様を往復で詰める瞬間(意味付けを顧客と往復して確定・訂正する) | ti-core references/spec-roundtrip.md |
意味付けの選択肢・前提 |
| org へ書き込む直前(意味層のupsert・確定層スナップショットの配備) | ti-core references/safety-gate.md |
対象・承認ドラフト |
| 可視化機構の不足・ナレッジギャップに気づいた瞬間 | ti-core references/feedback.md |
不足の内容 |
| 一次解決で解けず利用者が未解決のまま/繰り返し詰まると判定した瞬間 | ti-core references/support-escalation.md |
本人の許可・再現手順(PII・業務データ本体・認証情報は載せない) |
本文中の能力スキル名(ti-metadata・ti-reference・ti-lifecycle・ti-update)は配置済みで、フォルダ名=正準名として辿れる。配備の機構(ti-metadata)は SKILL.md(共通の規律)+
references/metadata-type-recipes.md(種別ごとの手順)の構成のため、ip-governance.mdからは ti-metadata の SKILL.md を入口として案内する。
reference 索引
| reference | 何を定義するか |
|---|---|
references/structure-enumeration.md |
構造層メタデータの取得・列挙(describeとTooling/Metadataの使い分け・標準との差分の素材・両パッケージの後付けを捕捉・網羅率の実証状態) |
references/overlay-model.md |
テナント依存の意味層(共通IPと物理分離の不変条件・編集層/確定層の二層・1カスタマイズ1レコードのデータモデル)/IP保護2軸 |
references/visualization-output.md |
可視化出力(一覧+差分の初期スコープとトレードオフ)/鮮度保証(3値・ドリフト再利用)/誤誘導防止(表示規律・責任分界は契約へ)/段階導入と二層モデル |
references/ip-governance.md |
意味付けの共通化(昇格)ガバナンス/当社・パートナーの閲覧経路と非永続/確定層配備の委譲/契約終了/判断層からの記録プロトコル |
原則
- 中身はここ、機構は ti-metadata、判断は ti-lifecycle。構造列挙・意味層・出力・鮮度は本スキルが持ち、配備の実行は ti-metadata、実装形態の判断は ti-lifecycle へ委ねる。
- 本書は薄く保つ。手順・チェックリストは reference に置き、SKILL.md は索引に徹する。
- 道具と型は標準・あてはめは顧客ごと。可視化のフォーマット・鮮度3値・author帰属の表示規律・列挙と差分のロジックは全顧客共通、顧客固有カスタマイズの構造・意味付けの中身・確信度の値・閲覧許可は都度あてはめる。
- IP保護2軸を崩さない。共通の意味定義を顧客可視範囲に持ち込まない(軸1)/当社・パートナーの閲覧は都度取得・非永続で当社環境に滞留させない(軸2)。
- 可視化の十分性は「理解の達成」で測る(正しい実行=SOQLが組めるか、ではない)。当社の意味付けは推定である旨を明示し、確定仕様と誤認させない。
- 利用者向け出力に内部識別子(API名・SOQL・レコードID)を出さない(ti-core
references/output-discipline.mdに従う)。カスタマイズ一覧を技術ドキュメントとして出す場合の源データ項目のAPI名は管理者・コンサル向けに限る。