新規プロジェクト立ち上げ
新しいプロジェクトを、チーム共通の規約で初期化する。stack に依存しない土台を整える(言語固有のボイラープレートは scaffold-* Skill が担当)。
手順
基本情報を確認する — プロジェクト名 / 概要 / 主要言語・フレームワーク / 公開予定(private/public)/ ライセンス。不明なら聞く。
CLAUDE.md を作る — 同梱の
CLAUDE.template.mdをコピーし、{{ }}プレースホルダを埋める。- 当てはまらないセクション(DB なし等)は削除してよい。
- フェーズは新規なら通常 PROTOTYPE。
- Agent Teams で進める方針なら、チーム体制・作業方式のセクションを追記する。
基本ファイルを用意する
.gitignore(言語に合わせる。生成物・.env・node_modules等を除外)README.md(概要・セットアップ・使い方の骨子)LICENSE(public 予定なら。permissive 推奨=MIT/Apache-2.0 等).env.example(秘密情報は実値を入れない)
Rules を撒く — 同梱の
rules/を対象プロジェクトの.claude/rules/にコピーする。commit-conventions.md/license-policy.md/no-secrets.md/branching.md。- Rules は「常に守る制約」。CLAUDE.md(概要・手順)とは役割が別。詳細な制約は Rules を正とし、CLAUDE.template 側では重複させない。
- 特定パスにだけ効かせたい制約は、frontmatter に
paths:を足してスコープする(トークン節約)。
main 保護フックを撒く — 同梱の
hooks/block-main-push.shを.claude/hooks/に置き(chmod +x)、hooks/settings.snippet.jsonを.claude/settings.jsonのhooks.PreToolUseにマージする。- 「main 直 push 禁止」のようなハードガードは指示文ではなくフックで担保する(モデルの判断に委ねない)。
- 最終的な保証は GitHub のブランチ保護。フックは早期に止める二重防御。
Git/GitHub をセットアップする
git init→ 初期コミット。デフォルトブランチはmain。- リモートを作る場合は希望の可視性で(迷うなら private 始まりを推奨。公開は準備が整ってから)。
- リポジトリ管理者がブランチ保護を有効化する。public で公開する(または後から公開に切り替える)際は、
repo-publish-securitySkill で公開時のセキュリティ設定(secret scanning・ブランチ保護 ruleset・Actions 権限等)を点検・適用する。
最初の作業から運用フローに乗せる — 以降の変更は Issue → ブランチ → PR。 品質チェックは
pre-pr-checks、PR 作成はcreate-prSkill を使う。
操縦手段の使い分け
この Skill が撒くものは、Claude Code の操縦手段ごとに役割が分かれている(参考)。
- CLAUDE.md(
CLAUDE.template.md)= プロジェクト概要・構成・手順。常時ロード。 - Rules(
rules/)= 常に守る制約(Conventional Commits / ライセンス / 秘密情報 / ブランチ運用)。必要時ロード、paths:でスコープ可。 - Hook(
hooks/)= 確実に止めたいハードガード(main 直 push ブロック)。モデルの判断を介さない。 - Skill(
pre-pr-checks/create-pr/scaffold-*)= 呼び出して使う手順。
補足: フェーズ制(PROTOTYPE→STABLE)、環境ルール(sudo 不使用・mise・Docker)は CLAUDE.template に含む。
ルール・コツ
- 公開を見据えるなら最初から秘密情報・固有情報を入れない。
.envはコミットしない、.env.exampleのみ。 - ライセンス方針は後で変えにくい。public 予定なら最初に決める。
- フェーズ名はプロジェクトの世界観に合わせて変更してもよい(相談されたら一緒に考える)。
完了条件
以下を全て満たしたら完了。満たせない項目があれば、黙って省略せず理由を報告する。
- CLAUDE.md にプレースホルダ(
{{ }})が残っていない -
.claude/rules/に 4 ルール(commit-conventions/license-policy/no-secrets/branching)を配置した -
block-main-push.shを.claude/hooks/に配置し chmod +x し、settings.json に PreToolUse を配線した -
git init+ 初期コミット済み、デフォルトブランチがmain -
.env.exampleに実値が入っていない / LICENSE 方針を確認した - public で公開する場合、
repo-publish-securityでの点検・適用を実施または案内した(公開しない場合はスキップでよい)
補足
- この Skill 自体は汎用。特定の組織・社内リポジトリに依存しない。