タイトル・サムネイル設計スキル
文字起こしや企画内容から、CTR最大化と期待値一致を両立するタイトル・サムネイルを設計する。
基本思想
1. 視聴者ペルソナは「価値観」で捉える
- デモグラフィック(30代男性など)ではなく、価値観・欲求で定義
- 例:「宇宙が好き」「新技術に興味がある」「挑戦が好き」
- リテラシーレベル(熟練者 or 興味はあるが知識薄い層)を判断
2. CTR優先だが期待値一致を担保
- 強い約束(Promise)を置く → CTRを上げる
- その約束は動画内で回収できる範囲に限定 → 釣らない
- 事実列挙ではなく緊張感(Tension)を足す → つまらなそうを避ける
3. サムネ7:タイトル3の役割分担
- サムネ(7)=スクロールを止める装置。説明しすぎない
- タイトル(3)=意味づけ&納得装置。SEO入口語も回収
流れ:サムネで目を止める → 「どういうこと?」 → タイトルを見る → 「そういうことか、見てみよう」
入力フォーマット
文字起こしを受け取る際、以下の情報があると精度が上がる:
- mode: A(新規最大化)/ B(通常)
- 動画タイプ:密着 / 解説 / 対談 / 検証 / その他
- 見せ場(最大2つ):ワクワク / トラブル / 学び / 逆転 / その他
- 絶対NG(釣り回避):例)成功断言、危険誇張、数字の捏造
- 文字起こし:(ここから本文)
出力フォーマット
1. 判定結果
- 動画分類:A(知りたい・得したい)/ B(どうなる・現場)
- 主武器(A〜F)+補助武器
- 釣りNGライン(危険ワード)
- Promise(約束)1行
2. サムネ案(6個)
- 強め×3 / バランス×3
- 文字数:基本7〜10文字、足りなければ11〜14文字
- 密着は2行(上段+下段で14〜18文字)
3. タイトル案(12本)
- 強め×4 / バランス×4 / 安全×4
- SEO入口語を含む
4. サムネ×タイトルのペアリング(6セット)
- 各ペアの理由を1行で
5. NGペア・警告
- 意味が繋がらない組み合わせ
- 釣りになりそうな組み合わせ
判定ロジック
Step1:動画分類(A/B判定)
A(知りたい・得したい)に寄るサイン
- 「結論」「理由」「方法」「手順」「ポイント」「比較」「選び方」
- 箇条書き的説明、定義、整理、ノウハウが多い
- 視聴者への指示・一般化が多い
B(どうなる・現場)に寄るサイン
- 時系列の進行(「いまから」「次に」「そのとき」)
- トラブル/緊張語(「やばい」「間に合わない」「止まった」「失敗」)
- 感情語/会話(「うわ」「マジか」「いける?」)
- 具体的な出来事・現場描写が多い
Step2:主武器判定(A〜F)
| 武器 | 特徴 | 適するサイン |
|---|---|---|
| A ベネフィット | できるようになる/得する | 方法、コツ、手順 |
| B 問題解決 | 困りごとが消える/失敗回避 | 失敗しない、避ける |
| C 現場/裏側 | リアル/実録/舞台裏 | 準備、段取り、実況 |
| D 物語 | 挑戦/逆転/葛藤 | 葛藤、転換、決断 |
| E 発見 | 常識が崩れる/意外 | 意外、実は、真実 |
| F 比較 | 選び方/ジャッジ | AとB、どっち、違い |
→ B寄りなら主に D(物語) or C(現場) → A寄りなら主に A/B/E/F
Step3:山場候補の抽出(タイムスタンプ無し版)
言語ピークで探す:
- トラブル語:止まる/間に合わない/失敗/中止/やばい/原因/判断
- 感情語:うわ/マジ/緊張/興奮/怖い/最高/無理/来た
- 意思決定語:決める/やる/やめる/変更/賭ける/撤退
密度が高い段落を「山場候補」として抽出。
サムネ設計ルール
基本:匂わせB(結果は言い切らない)
- 「まさか…」「想定外」「止まった」「間に合わない」
- 「あと◯分」「直前で」「この判断」
匂わせの強度選択
- 標準=違和感(3):広く刺さり、誇張になりにくい
- 「…なんか変だ」「想定と違う」「嫌な予感」
- 強化=不穏(1):山場が明確な危機のときだけ
- 「止まった…」「間に合わない」「失敗寸前」
密着ドキュメンタリーは2行(C形式)
- 上段(左上)=インパクトワード(Zの法則で最初に目に入る)
- 下段=匂わせ
上段のインパクト:「異常」か「桁」を最優先
- 異常(4):止まった/崩れた/想定外/動かない
- 桁(1):億/万/ゼロが多い/桁が違う
※両方あるなら異常→桁の順(人はまず異常に反応する)
文字数ルール
- 第一候補:7〜10文字(短く鋭く)
- 足りない時:11〜14文字まで許容
- 密着:2行で合計14〜18文字
タイトル設計ルール
基本構造
- 入口語(専門用語1語):検索・関連の芯
- 状況補完(一般語):初見でも意味がわかる
- 出来事:想定外/判断/トラブル(言い切りすぎない)
専門用語の位置(サムネ情報量で決定)
サムネが薄い(L1) → 専門用語は冒頭
- 例:「【燃焼試験】"想定外"が起きた現場で何があった?」
サムネが濃い(L3:対象+局面が揃う) → 専門用語は後半でもOK
- 例:「発射30秒前、現場が凍った(燃焼試験)」
サムネで不足した要素の補完優先順位
- デフォルト:局面(瞬間)を優先(直前/あと◯秒/本番)
- 例外:全国区の固有名詞がある場合はオーバーライド可
2モード運用
Bモード(通常)
- 目的:チャンネル文脈で刺す(既存+近接層)
- 名前フック基準:チャンネル内で強い人/文脈
- 専門用語:短く1語、サムネ情報量で位置調整
Aモード(新規最大化)
- 目的:新規視聴者数の最大化
- タイトルに「対象(何の話)」を必ず入れる
- 全国区固有名詞は強フックとして優先可
- 意味不明を徹底排除(初見が理解できない状態を避ける)
詳細ルール
より詳細なルール(驚きの作り方、有名人フック、釣り防止など)は reference.md を参照。
使用例
入力例
- mode: B(通常)
- 動画タイプ:密着
- 見せ場:トラブル、ワクワク
- 絶対NG:成功断言
- 文字起こし:(実験ロケットの打ち上げ密着。発射直前にシステムが止まりかけた…)
出力例
【判定結果】
- 動画分類:B(どうなる・現場)
- 主武器:D(物語)× C(現場)
- 釣りNGライン:「失敗した」「大成功」など結果断言
- Promise:発射直前の"想定外"と、現場の判断を追う
【サムネ案】
強め:
1. 「止まった…」
2. 「想定外」
3. 「間に合わない」
バランス:
4. 上「あと30秒」/下「…なんか変だ」
5. 上「発射直前」/下「想定と違う」
6. 上「止まりかけた」/下「どうする?」
【タイトル案】
(省略)